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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

翔 side







優しいんだけど、激しい。



ねっとりとした動きで俺の舌を責めてくる。



今まで智から考えられない。



俺の部屋で怖かったと言った智はどこ?



この人は誰?



翔「智、……俺が…うわっ!」



唇が離れたと思ったらソファに押し倒された。



翔「え?」



智はそのまま俺に跨るとキスの続きをしてきた。



え?何これ?



どういうこと?



チュッと音を立ててはそれを繰り返す。



その合間にはあと息を吐く。



エロ智だ。



こんなエロい智を俺は知らない。








もしかして。



俺がやられちゃうの?



こないだの感じからすると、てっきり俺が上になるんだと思ってた。



だから俺は頭の中でシュミレーションしてたのに。



でも今の体勢からすると…



これは想定外だ。







でも。



いっか、これはこれで。



智とできるならどっちでもいいや。



好きにしてくれ。







智「…翔くん」



翔「はあ……なに?」



顔を上げた智は自身の唇をペロリと舐める。



だから、エロいんだって!!



智「俺に…入れたい?」



コレ、と既に起ち上がった俺の中心を握る。



翔「…え?」



智「入れたい?」



俺の中心を服の上からスルスルと優しく撫でる。



あまり力が入ってないのでもどかしい。



腰を動かしてしまいそう。



翔「…いいの?」



てっきり智にやられちゃうんだと思ったのに。



智「いいよ」







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