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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

翔 side







ゴクン、ゴクン。



翔「え?飲んだのか!」



ん?と顔をして智は近くのティッシュを取った。



その口の端には白いドロっとしたものが付いていた。



智「あんまりおいしくないね」



口を拭きながら喋ってる。



そりゃそうだろうけど。



俺は智を引き寄せてキスをしようとした。



智「待って待って!」



それを智が遮ってくる。







智「翔くんの口にした後だからっ!」



智が自分の口元に手をやってる。



俺はその手を取り、構わずキスをした。



智「…んっ」



舌で智の咥内を探る。



翔「ほんとだ。あんまりおいしくないね」



自分の咥内を舌で探りながら感想を言うと智が笑った。



智「ははは。でしょ?」



何かプチンという音がした。



その笑顔に何か自分の中で切れた。







智を抱え今度は俺がソファに押し倒した。



翔「…もう我慢しないから」



チュっとキスをした。



すると一瞬驚いた顔をしたが、智が優しく微笑む。



智「…うん。…来て」



俺の首の後ろに手を回してきた。



そのまま智に激しいキスをした。



智「……うんん……んっ」



応えるように智は俺の頭を抱えてくる。



角度を変えては智を貪る。







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