こじらせた初恋
第5章 同僚
智 side
ニ「なんで早めに帰しちゃうの?」
智「…」
ニ「好きならもっといたいでしょ」
ニノに触れられたくない所を言われる。
そりゃ俺だってもっといたいよ。でもね。
智「これ以上好きになったら困るし。襲っちゃうかもしんないし…」
小さい声でぶつくさ言ってると、ニノがハッて声出して笑った。
ニ「かわいいねぇ。大野さんは」
かわいくないっ!
そんなこと気にしてるの?ってニノは言うけど、俺には大問題だよ。
翔くんといれて幸せだけど、迷惑かけたくないし。
考えすぎじゃない?っていつも言われるけど、今日も言われた。
そりゃ考えちゃうよ!大事な人だもん!
ニ「今さらだけど、飲み会来るの珍しくない?」
智「うん。久しぶりー。基本送別会と、忘年会しか行かないからね」
めんどくさがりやめ!って言われるけど、めんどくさい。
智「今日は誘ってくれた子が気遣ってくれたしね」
ニ「気?」
智「そ。大野さん目当ての子もいますよーって」
ニ「それ気ぃ遣ってないでしょ」
ニノがまたハッって笑った。
ニ「あなたの家、鏡無いの?」
ニノの言ってる意味がわかんなくて、口を尖らした。
けど、ニノはその意味を教えてくれなかった。
智「ニノはよく来てるんだけ?」
ニ「もちろん。部長が来るときだけだけどね。奢ってくれるし」
そう言って自分の上司を見た。
ニノの部署の部長はたしか気前が良かったはず。
気に入られてるニノは、いつも飲み会を出してくれるみたい。
そんな上司に気に入られるニノも尊敬するな。
俺は周りに気を遣わせてばっかりだな。
割と飲んだ方で、いい感じに酔った。
「2次会カラオケ行きましょー」
気持ちよくなった俺は、ニノを誘って2次会に行くことにした。
すると歩いてると、前に見覚えのある人物が…
相変わらずカッコよくてスマートな男。
会社の人と一緒にいるのか…
智「ニノ…」
ニ「ん?」
ニノを呼んだ。
ある人を紹介するために。
智「あの人が、例の幼馴染」
ニ「なんで早めに帰しちゃうの?」
智「…」
ニ「好きならもっといたいでしょ」
ニノに触れられたくない所を言われる。
そりゃ俺だってもっといたいよ。でもね。
智「これ以上好きになったら困るし。襲っちゃうかもしんないし…」
小さい声でぶつくさ言ってると、ニノがハッて声出して笑った。
ニ「かわいいねぇ。大野さんは」
かわいくないっ!
そんなこと気にしてるの?ってニノは言うけど、俺には大問題だよ。
翔くんといれて幸せだけど、迷惑かけたくないし。
考えすぎじゃない?っていつも言われるけど、今日も言われた。
そりゃ考えちゃうよ!大事な人だもん!
ニ「今さらだけど、飲み会来るの珍しくない?」
智「うん。久しぶりー。基本送別会と、忘年会しか行かないからね」
めんどくさがりやめ!って言われるけど、めんどくさい。
智「今日は誘ってくれた子が気遣ってくれたしね」
ニ「気?」
智「そ。大野さん目当ての子もいますよーって」
ニ「それ気ぃ遣ってないでしょ」
ニノがまたハッって笑った。
ニ「あなたの家、鏡無いの?」
ニノの言ってる意味がわかんなくて、口を尖らした。
けど、ニノはその意味を教えてくれなかった。
智「ニノはよく来てるんだけ?」
ニ「もちろん。部長が来るときだけだけどね。奢ってくれるし」
そう言って自分の上司を見た。
ニノの部署の部長はたしか気前が良かったはず。
気に入られてるニノは、いつも飲み会を出してくれるみたい。
そんな上司に気に入られるニノも尊敬するな。
俺は周りに気を遣わせてばっかりだな。
割と飲んだ方で、いい感じに酔った。
「2次会カラオケ行きましょー」
気持ちよくなった俺は、ニノを誘って2次会に行くことにした。
すると歩いてると、前に見覚えのある人物が…
相変わらずカッコよくてスマートな男。
会社の人と一緒にいるのか…
智「ニノ…」
ニ「ん?」
ニノを呼んだ。
ある人を紹介するために。
智「あの人が、例の幼馴染」