こじらせた初恋
第5章 同僚
翔 side
飲み屋で散々智のことを聞かれたけど、男だから!違うから!って言っても聞く耳持ってくれなかった。
素直に吐いた方が楽だぞーって。
ホントだって!信じてくれよ!って。
この繰り返し。延々、繰り返し。
いつも取引先にしてる接待より疲れて、ヘトヘトになった。
意外にしつこいんだな、お前ら。
俺は適当に話を切り上げて、お会計をしてもらった。
さっさと解散しようと、外で適当に話してた、その時だった。
「どーーーーーん!!!」
聞き覚えのあるその声と共に、背中に衝撃が走った。
慌てて振り返ると、智が俺におぶさるようにして乗っかってた。
翔「さっ、智?お前、何、してん、だ?」
俺の背中には、今日会いたかった人がいた。
驚きすぎて、うまく声が出せない。
智「後ろから、翔くん翔くんって言ってるのに全然気づいてくれないんだもん!」
智、すっげー笑顔。
俺はまだビックリして頭が回らない。
雅「翔ちゃん、友達?」
相葉ちゃんが俺の背中を見ながら言った。その声で我に返った。
智を地上に降ろしてから紹介した。
翔「智、俺と同じ会社で働いてる、松本潤くんと相葉雅紀」
雅「俺にも、くん付けろや!」
相葉ちゃんが俺の肩をバシンと叩く。
俺は大袈裟に痛そうにする。
隣から、笑い声がする。
智「あはは。俺は翔くんのお隣さんの大野智です。翔くんがいつもお世話になっております。」
智が深々と頭を下げた。
つられて、松潤と相葉ちゃんも頭を下げた。
そしてなんでか名刺交換し始めた。
智「こういう者です。よろしくお願いします。」
こちらこそ、よろしくお願いします。ってなんだこれ。
翔「もしかして智、酔ってる?」
いつもとなんか違うなって思ったら、へへへって笑う智。
へへへって。かわいいなぁって。じゃなくて酔ってるじゃん!
飲み屋で散々智のことを聞かれたけど、男だから!違うから!って言っても聞く耳持ってくれなかった。
素直に吐いた方が楽だぞーって。
ホントだって!信じてくれよ!って。
この繰り返し。延々、繰り返し。
いつも取引先にしてる接待より疲れて、ヘトヘトになった。
意外にしつこいんだな、お前ら。
俺は適当に話を切り上げて、お会計をしてもらった。
さっさと解散しようと、外で適当に話してた、その時だった。
「どーーーーーん!!!」
聞き覚えのあるその声と共に、背中に衝撃が走った。
慌てて振り返ると、智が俺におぶさるようにして乗っかってた。
翔「さっ、智?お前、何、してん、だ?」
俺の背中には、今日会いたかった人がいた。
驚きすぎて、うまく声が出せない。
智「後ろから、翔くん翔くんって言ってるのに全然気づいてくれないんだもん!」
智、すっげー笑顔。
俺はまだビックリして頭が回らない。
雅「翔ちゃん、友達?」
相葉ちゃんが俺の背中を見ながら言った。その声で我に返った。
智を地上に降ろしてから紹介した。
翔「智、俺と同じ会社で働いてる、松本潤くんと相葉雅紀」
雅「俺にも、くん付けろや!」
相葉ちゃんが俺の肩をバシンと叩く。
俺は大袈裟に痛そうにする。
隣から、笑い声がする。
智「あはは。俺は翔くんのお隣さんの大野智です。翔くんがいつもお世話になっております。」
智が深々と頭を下げた。
つられて、松潤と相葉ちゃんも頭を下げた。
そしてなんでか名刺交換し始めた。
智「こういう者です。よろしくお願いします。」
こちらこそ、よろしくお願いします。ってなんだこれ。
翔「もしかして智、酔ってる?」
いつもとなんか違うなって思ったら、へへへって笑う智。
へへへって。かわいいなぁって。じゃなくて酔ってるじゃん!