こじらせた初恋
第8章 君と僕にあるもの
二宮 side
幹事の会計やら何やらを店の外で待っていると、大野さんか俺の肩を叩いた。
智「あれ。例の幼馴染」
大野さんの視線の先を追っていくと、そこには目立つイケメン3人衆がいた。
偶然、俺らと同じく飲みに来てたみたいだった。
どれ?と思いながら見ていると、大野さんが俺の腕を引っ張った。
俺をその幼馴染に紹介したいんだと。
俺はいいよ、と断ると、大野さんがさらに腕を引っ張った。
ニ「俺のことはいいから、2人でどっか行ってくればいいじゃん」
智「ニノ…」
大野さんはみるみる赤くなっていった。
ニ「こっちはこっちで楽しくやっとくからさ」
智「でも…」
ニ「だからいいよ。俺は人見知りだって言っといて」
智「次は絶対会ってよね。きっと気が合うから!」
そう言って大野さんは幼馴染の背中に激突してった。
あの人かぁ。坊ちゃん風のイケメンてかんじだな。
笑顔が爽やかで、想像より全然かっこいいな。
ふふふ。大野さん嬉しそう。
俺はポケットからタバコを取り出して、火をつけた。
タバコを持ってない片手で携帯を取り出し、ゲームを始めた。
しばらくして、視線を感じて顔を上げる。
大野さんがコチラを見てたので手を振った。
そして、あの幼馴染もこちらをガン見?してるので、ペコと頭を下げた。
すると向こうもペコリとしてきたが、すぐに大野さんの方を見た。
俺の話でもしてんのかなーと、ぼんやり見てたら、1人コチラを見ている男に気が付いた。
少し茶髪がかった、アーモンドの形をした目。
関係性を考えると、あの幼馴染の友達か?いや、スーツ着てるし、同僚ってとこかな。
あまりに見てくるので、ペコリとそいつにも会釈をしたら、すごい勢いで目を逸らされた。
なんだ、アイツ。
幹事の会計やら何やらを店の外で待っていると、大野さんか俺の肩を叩いた。
智「あれ。例の幼馴染」
大野さんの視線の先を追っていくと、そこには目立つイケメン3人衆がいた。
偶然、俺らと同じく飲みに来てたみたいだった。
どれ?と思いながら見ていると、大野さんが俺の腕を引っ張った。
俺をその幼馴染に紹介したいんだと。
俺はいいよ、と断ると、大野さんがさらに腕を引っ張った。
ニ「俺のことはいいから、2人でどっか行ってくればいいじゃん」
智「ニノ…」
大野さんはみるみる赤くなっていった。
ニ「こっちはこっちで楽しくやっとくからさ」
智「でも…」
ニ「だからいいよ。俺は人見知りだって言っといて」
智「次は絶対会ってよね。きっと気が合うから!」
そう言って大野さんは幼馴染の背中に激突してった。
あの人かぁ。坊ちゃん風のイケメンてかんじだな。
笑顔が爽やかで、想像より全然かっこいいな。
ふふふ。大野さん嬉しそう。
俺はポケットからタバコを取り出して、火をつけた。
タバコを持ってない片手で携帯を取り出し、ゲームを始めた。
しばらくして、視線を感じて顔を上げる。
大野さんがコチラを見てたので手を振った。
そして、あの幼馴染もこちらをガン見?してるので、ペコと頭を下げた。
すると向こうもペコリとしてきたが、すぐに大野さんの方を見た。
俺の話でもしてんのかなーと、ぼんやり見てたら、1人コチラを見ている男に気が付いた。
少し茶髪がかった、アーモンドの形をした目。
関係性を考えると、あの幼馴染の友達か?いや、スーツ着てるし、同僚ってとこかな。
あまりに見てくるので、ペコリとそいつにも会釈をしたら、すごい勢いで目を逸らされた。
なんだ、アイツ。