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世界で1番好きな人

第11章 溢れる思い

ー現在
「今日はピザ食べよっか?」

「ピザか!ありやな!マクドのポテトも買ってこよ😀カロリーやばいけど笑!」

「……おっけ!じゃあわたし買ってくる!」

「え、一緒にいこや!あ、ついでにゴミ出しして、、、」

「今日も思いだせそうやね。。実はしょうたはね………」






ー6年前
唯さんの説得も甲斐なく
なつみさんと飯尾さんは別れてしまった。


ブゥー
kensuke iio
「よ!しょうた元気か?おれは毎日仕事で大変やわー。あ、別に聞いてないって?そんなことゆうなよ!笑 ところで来週暇な日あるか?うまいめしおごったる!」


飯尾さんはもうすでに就職していていまは近くの病院で働いている。


飯尾さんはあれほど好きだったなつみさんをどうして手放したんだろう。飯尾さんに聞きたいことがたくさんあった。


1週間が過ぎ、飯尾さんとの約束の日になった。


「飯尾さんお久しぶりです。仕事順調ですか?」

「おう!バリバリ稼いでるなう!笑」

「じゃあ今日はたらふく食べちゃいますね😜笑」

「おうよ!吐くまで食え!!笑」


大学時代の思い出や仕事の話、久しぶりに会った飯尾さんとは話題が絶えなかった。


「ほんまあの大会しょうたが勝ってなかったら優勝してなかったよなー。」

「ですね😜優勝を決めたのは飯尾さんでしたけど!」

「そやったなぁ。。あの試合で優勝して、、」

「あの、飯尾さんなつみさんと別れたんですか?」

「ついにその話だしてきたか!笑 おれもその話いつしよかなと思っててん。…しょうた、いままだミカと付き合ってんのか?」

「はい。いつもほんま面倒みてもらってばっかで笑」

「そーか。単刀直入にきく。もし、いまなっちゃんが付き合ってと言ってきたらどうする?」

「え、そんなことないでしょ。しかも僕ミカがいますし。」

「それはお前の本心か?」

「…はい。」

「おれがなっちゃんに告白するときも、お前はそんな顔してたよな。自分に嘘つくのも程々にしいや……。」





その後はまたとりとめもない会話が続き、飯尾さんと別れた。

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