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飯尾さんに連れられ船内へ戻った。
部屋は男女共同でだだっ広い畳の部屋にタオルケットを敷いて雑魚寝するとゆうものだった。
部屋の中を覗いて飯尾先輩のゆう美女がどの人か探していると、急に後ろから声をかけられた。


「ちょっと部屋入るからどいてー！」

「あ！なっちゃん！あいかわらずかわいいなぁ😀」

「もー！飯尾さんからかうのやめてください！」

「はっはー！ほんまかわいいなぁ！」

「飯尾さんーおこりますよーー(｡-_-｡)」

「ごめんごめん😜そや！なっちゃん、この一年生知ってる？しょうたってゆうねん！なっちゃんのこと見たいってゆうから連れてきた！」

「ちょ飯尾さん、何いってるんですか。すみません、ちょっと酔ってるみたいで。。」

「ふーん。しょうたねー。覚えれたら覚えとく！笑」

「なっちゃん覚える気ないやん！笑 しょうた残念ですな😜笑」

「はぁー。。飯尾さん甲板戻りましょう。」

「そやな！なっちゃん見て欲しかっただけやし！ほな、なっちゃんまたねー😜」

「‥はい！おつかれさまです😀しょうたもばいばーい😜」

「あ、おやすみなさい！なつみさん大会頑張りましょう😀」



稲妻にうたれたような

ビビッとくるような

一目惚れの時によくゆわれる

そんな表現がぴったりだった。






甲板へ戻りもう一飲みして船内へ戻った。
部屋は真っ暗で波の音が聞こえて心地よかった。
自分の寝床に倒れこむと、隣にはなつみさんがいた。

「まだおきてる？」

少し低めの小さな声であなたは僕に話しかけてきた。

「はい。全然起きてますよ。」

「わたしまだ寝れんくてさ、しょうたの持ってきてるゲームちょっとやろーや😜」

「いいですよ！やりましょ！！」

「しぃー！！声おっきい！みんな寝てるから笑」

「あ、すいません。つい。。笑」

「ふふっ笑 はやくやろ！」


なつこはゲーム下手くそだったよね。
負けたらもう一回って悔しそうに、夜遅くまで遊んだよね。



「くそー！今日はあかんわ！また今度リベンジする！！笑」

「全然いいですよ😜でもなつみさんには一生負ける気しませんね😜笑」

「ゆうたなー(｡-_-｡)みとけよーーー(｡-_-｡)」



その夏はほんとうに暑かった。
それでも僕は夏が大好きだ。