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「あ、なつみさん！:

「しょうた、この前はごめんね。ほんとわたしどうかしてた。」

「なつみさん、ぼくミカと別れました。」

「えっ。どうして、、」

「ぼくなつみさんのことがやっぱり好きです。一年のときからずっとずっと好きでした。」

「ミカちゃんは？ミカちゃんとしょうたはずっと仲よかったやん。。」

「…自分の気持ちに嘘付くのはもうやめようって。だからもう迷いません。なつみさんあなたのことが大好きです。」

「しょうた。わたしだって初めてしょうたを見たときから大好きだった。一瞬でこの人だって、そう思った。」

「…じゃあどうして、もっと早くに言ってくれなかったんですか。」

「……あの時のわたしに勇気がなかったから、かな？」

「ぼくももっと早くに言っていればよかったです。」


一昨日とは違う
幸せに満ちたような
そんな沈黙が続いた



「なつみさん、ぼくと付き合ってください。」


「ぅんっ。いいよ。」

なつみさんは大きく頷いてくれた。


ぽろぽろと涙を流して。




「あ！なつこ！帰ってきてたんかい！はようち入んな！風邪ひいちゃかなわんでな。」

「あ、ママ！しょうた、いきなりでわるいけど紹介するね。あれ、うちのお母さん！」


さっきのおばさんがなつこのお母さん？
なんとなく勘付いてはいたけど、なんか上手くやっていけなさそうだなと思った。


「ふふ笑 いまちょっと後悔したやろ？あのお母さんと仲良くやっていけるかなぁって😜笑」

「そ、そんなことないですよ！なにがあってもなつみさんのこと好きな気持ちは変わらないんで！」

「へへへ(｡-_-｡) しょうた、だーいすき。もう敬語使わなくていいよ😜なつこでもなつみでもなっちゃんでも好きなように呼んで！」

「は、はい。気分に合わせて呼び方変えますね😜笑」


「ほいほーい😜中でケーキ食べたく？美味しいの買ってきてん😀」

「はい！😀」

「あ、敬語使ったー(｡-_-｡)次使ったら罰金でーす。」

「ごめんなさいごめんなさい！次からはちゃんとします！」

「あー！またー！もーしょうたきらーい(｡-_-｡)」

「あー！！ごめんごめん。。なつこ、ありがと。愛してる。」

「しょうた、、」

きつく抱きしめあい
優しくキスをして
2人で幸せをかみしめた。




梅雨はすっかり明けたように思えた。