うちの社長が酷すぎる!
第7章 環境の変化
ふいに指が掠めたところに、身を震わせると社長はそこを重点的に責める。
「……んっ、ん、んっやっ……ん」
何度も何度も刺激され、蜜が溢れ、声が出そうになると唇で塞がれる。
ーふいに、ぞわりとした感覚が身をよぎった。
「………っん、あ、だめ、あ、あ、くる…っ」
耐えきれない快感が突き抜け、無意識に掴んでいた宝条社長の肩に力を入れる。
「ん______ッッ!!」
脚ががくがくして、力が入らない。
崩れ落ちる__ところで、宝条社長に抱きとめられた。
「_今日はここまで、な」
そう耳元で囁いて、宝条社長は手際よくスカートを履かせた。
見計らったようにエレベーターがフロアにつき、わたしもゆっくり壁を使って立ち上がる。
「ご馳走様でした♡稀乃」
そう言ってわたしの愛液で濡れた指をぺろりと舐めた社長を見て、思う。
……やっぱりわたし、このひと嫌い!!