うちの社長が酷すぎる!
第7章 環境の変化
その日もわたしは、杜山さんの仕事を見て終わった。データだとかいろいろな情報処理が大変なんだ、ってことはわかった。
お昼休憩で、わたしは杜山さんとオフィスを離れて中庭に来ていた。
「この会社、お金持ちだからいろんなところにお金使ってるの。ほら、あっちには噴水とかもあるんだよ!」
もう、なんていうかなんでもあり……
別次元みたい。
…というか。
「……なんか今日、あんたとの遭遇率高くない?」
「……俺もそう思った。」
杜山さんが指さした噴水の淵に誠也がいて。成り行きで一緒にお昼をとることになった。
「あれ、希崎さんは愛妻弁当じゃないんですか?」
「あぁ、今日は違うんす。」
そう言って誠也が食べていたのは買ったらしい焼きそばパン。
「嫁が熱出して。弁当はいらないって言ったんすよ」
「あ、そうなんですね!」
「………というか。なんでふたりとも敬語なんですか!?」
思わず突っ込むと、2人は目を丸くした。
「だって、今初めて話したし…」
「え!?初対面!?なのになんでお昼食べるんですか一緒に……」
もうだめ…意味がわからない。
でも、なんか3人で食べるご飯って…結構美味しいかも。
わたしも、自分で軽く作ったサンドウィッチをぱくついて談笑してるうちに、初対面だとか元カレだとか関係なく楽しくなっていた。
お昼休憩で、わたしは杜山さんとオフィスを離れて中庭に来ていた。
「この会社、お金持ちだからいろんなところにお金使ってるの。ほら、あっちには噴水とかもあるんだよ!」
もう、なんていうかなんでもあり……
別次元みたい。
…というか。
「……なんか今日、あんたとの遭遇率高くない?」
「……俺もそう思った。」
杜山さんが指さした噴水の淵に誠也がいて。成り行きで一緒にお昼をとることになった。
「あれ、希崎さんは愛妻弁当じゃないんですか?」
「あぁ、今日は違うんす。」
そう言って誠也が食べていたのは買ったらしい焼きそばパン。
「嫁が熱出して。弁当はいらないって言ったんすよ」
「あ、そうなんですね!」
「………というか。なんでふたりとも敬語なんですか!?」
思わず突っ込むと、2人は目を丸くした。
「だって、今初めて話したし…」
「え!?初対面!?なのになんでお昼食べるんですか一緒に……」
もうだめ…意味がわからない。
でも、なんか3人で食べるご飯って…結構美味しいかも。
わたしも、自分で軽く作ったサンドウィッチをぱくついて談笑してるうちに、初対面だとか元カレだとか関係なく楽しくなっていた。