うちの社長が酷すぎる!
第2章 新しい会社で
「…………」
ツカツカと靴音を立てながら、手を引かれ続ける。
さっきの杜山さんの顔が頭から離れない…
「…よし、ここらへんだな」
宝条社長は私の方を向いた。
「…なんですか」
「なんですかって……そりゃあさっきのお返しだろ」
さっきのって…殴ったやつ?
え?私殴られるの!?
「うっ………まぁその気持ちも分かりますけどね…えぇいいですよいいですよ」
殴られる恐怖に足が震える。
宝条社長は黙ったまま私を上から見ていた。
「みっ……見下ろされても怖くないですよ」
睨むと、宝条社長はにこりと微笑んだ。
…あぁ、殴られる……
「殴るわけないでしょーが」
「いでっ」
頭にチョップ。
でも思ってたより強くなくて、そっと顔を上げる。
目の前にドアップの宝条社長の顔。
「ひゃわ!?」
壁際に押されて、声を上げながら壁に背中をぶつける。
「いた…」
ダンっ、と音が聞こえて横を見ると、宝条社長の手…。
壁ドンされてる……!?
「…ぃやっ…………」
「嫌じゃない。」
顎を持ち上げられて、無理矢理視線を合わせられる。
熱を孕んだ視線に、身体が震える。
「………お返し、だけど暴力じゃない」
息がかかる距離。
至近距離で見つめ合い、私は頭が真っ白になる…。
「こっちで済ませてあげる」
そう言って…キスされた。
「ふ、んっ………んっ」
クチュクチュと音を立てる濃厚なキス。
私には雄飛がいるのに…逆らえない。
このままこの人に委ねて滅茶苦茶にされたくなる。
「ーはい、今日はここまで♡」
閉じていた目を開けると、口元に垂れた2人の唾液を拭う宝条社長。
「………!」
だめだ、流されそうになってる…!
「……っあなた、なんでこんなことするんですか」
睨みながら言うと、宝条社長は口元に人差し指をあてた。
「秘密♡」
ツカツカと靴音を立てながら、手を引かれ続ける。
さっきの杜山さんの顔が頭から離れない…
「…よし、ここらへんだな」
宝条社長は私の方を向いた。
「…なんですか」
「なんですかって……そりゃあさっきのお返しだろ」
さっきのって…殴ったやつ?
え?私殴られるの!?
「うっ………まぁその気持ちも分かりますけどね…えぇいいですよいいですよ」
殴られる恐怖に足が震える。
宝条社長は黙ったまま私を上から見ていた。
「みっ……見下ろされても怖くないですよ」
睨むと、宝条社長はにこりと微笑んだ。
…あぁ、殴られる……
「殴るわけないでしょーが」
「いでっ」
頭にチョップ。
でも思ってたより強くなくて、そっと顔を上げる。
目の前にドアップの宝条社長の顔。
「ひゃわ!?」
壁際に押されて、声を上げながら壁に背中をぶつける。
「いた…」
ダンっ、と音が聞こえて横を見ると、宝条社長の手…。
壁ドンされてる……!?
「…ぃやっ…………」
「嫌じゃない。」
顎を持ち上げられて、無理矢理視線を合わせられる。
熱を孕んだ視線に、身体が震える。
「………お返し、だけど暴力じゃない」
息がかかる距離。
至近距離で見つめ合い、私は頭が真っ白になる…。
「こっちで済ませてあげる」
そう言って…キスされた。
「ふ、んっ………んっ」
クチュクチュと音を立てる濃厚なキス。
私には雄飛がいるのに…逆らえない。
このままこの人に委ねて滅茶苦茶にされたくなる。
「ーはい、今日はここまで♡」
閉じていた目を開けると、口元に垂れた2人の唾液を拭う宝条社長。
「………!」
だめだ、流されそうになってる…!
「……っあなた、なんでこんなことするんですか」
睨みながら言うと、宝条社長は口元に人差し指をあてた。
「秘密♡」