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うちの社長が酷すぎる!

第4章 知ってしまった


「…鍵なら俺があとそれ専用会社に電話してやるから。」
「あ、ありがとうございます…」

よかった…
無くしたら一生入れないのかと思った…

「あー…でも今日はどっちみち入れねーな」
「あ…そっか。どうしよ…」

考えてると隣の部屋が目に入った。
隣の部屋は…寧々さんの部屋。
非常事態だし、頼ってって言われたし…頼っちゃっていいかなぁ…?

「あ、私寧々さんの部屋に泊まらせてもらえないか聞いてみます!」
「…いや、それは無理だな」

きっぱり断られた。
なぜ!?

「あいつ、今旅行行ってんだよ…。だから今いない」

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