テキストサイズ

うちの社長が酷すぎる!

第4章 知ってしまった


「…お前が?作れんのかよ…」

呆れたようにヒカルさんに言われてちょっと腹立つ。

「少なくとも、一般の家庭料理なら!普通に上手いですよ、私!!」
「そーかそーか。んじゃ頼んだ」

エプロンを渡される。
ヒカルさんは小さなカウンターのようなところに肘をついた。
…ガン見されてる。

「ほら、作れんだろ?」
「いやあの…見られてますと…」
「見てみたかったから。」

真顔で言われてその整った顔のせいで頷かざるを得ない…!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ