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うちの社長が酷すぎる!

第5章 きみの瞳に


「ーあ、ついたな」

話しながら歩くこと約10分。
話が盛り上がってお互いの仕事の話をしていたから長く感じず、また疲れも感じなかった。

「わ、ここですか………!?」
「おう。ほら、行くぞ」

見上げると首が痛くなるくらいの高さの大きな建物。入り口がライトアップされていて、可愛らしい感じの雰囲気だった。
…写真撮っておこう。

「稀乃!」
「あ、はい!ちょっと写真撮りたいのでちょっと待ってください〜!」

そう言うと、やれやれ、と言いながらヒカルさんは待っててくれた。

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