アホエロ小説
第2章 巣作りしましょ?
「巣の中、入ってもいい?」
そう聞くとこくこくと遥の首が二回ゆるく縦に振られた。
しかし、体を傾け巣の中に入ろうとした瞬間に
「いやっ!!!!」
という声とともにすごい力で押し返される。
「え、遥っ!?」
思いもよらない展開に俺って入れてもらえないの?と傷ついていると遥は巣を守るように散らばる俺の服をぎゅぅと抱きしめていた。
「やだっ、やだっ!違う人の匂いがするっ、っ!!」
胸が張り裂けそうなほどの悲痛な声でそう叫ぶ遥に一つの思い当たる節がある。
「あの時か.....!」
先ほど女性に食事に誘われた時、体を密着された。あの時の花の香水だ。
あの一瞬の匂いを嗅ぎ分けるのか。
「だめぇ、ここは、ここは遥とっ、みつくにしか、入っちゃだめなのぉ....!!」
そう聞くとこくこくと遥の首が二回ゆるく縦に振られた。
しかし、体を傾け巣の中に入ろうとした瞬間に
「いやっ!!!!」
という声とともにすごい力で押し返される。
「え、遥っ!?」
思いもよらない展開に俺って入れてもらえないの?と傷ついていると遥は巣を守るように散らばる俺の服をぎゅぅと抱きしめていた。
「やだっ、やだっ!違う人の匂いがするっ、っ!!」
胸が張り裂けそうなほどの悲痛な声でそう叫ぶ遥に一つの思い当たる節がある。
「あの時か.....!」
先ほど女性に食事に誘われた時、体を密着された。あの時の花の香水だ。
あの一瞬の匂いを嗅ぎ分けるのか。
「だめぇ、ここは、ここは遥とっ、みつくにしか、入っちゃだめなのぉ....!!」