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アホエロ小説

第2章 巣作りしましょ?




「遥おはよう、身体大丈夫?」


「......み、つくに...?」



まだぽやぽやと半分夢の中にいる遥を腰から抱くと目が覚めたのかキョロキョロとしだす。



いつもならここら辺で罵倒の一つでも飛んでくるが何だか今日はおとなしい。



「今日は静かだねぇ、かわいい。」


額にキスを落とすとくすぐったそうに目をつむった後、その綺麗な瞳が不安げに揺れる。



「どーしたの?」


見つめ返してそう問いかけると、遥はシーツを口元に寄せて小さな言葉を発した。





「.........光邦は、ヒートの時の俺の方がすき、なの......?」


















んん??????






え、今この子なに言った??あー、泣きそうな顔かわいい。ってそうじゃない!!!!!

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