アホエロ小説
第3章 兄と弟の不純同性交友?
隆は俺の自慢の弟だ。
頭はいいし、運動もできるし、ちょっと見た目が派手で先生に目をつけられがちだけど、とてもいい子だって知り合ったあの時から俺は知っている。
この若干の女の子顏のせいでいじめられた時は真っ先に隆が庇ってくれたし、何度も俺が困っている時に助けてくれるヒーロー。
お兄ちゃんなんだからしっかりしなさいと言われればその通りだけど、でもこの関係が俺にはとても心地良かった。
それが崩れたのはいつからだっけ。
隆が中学生になってから??
いままで背も小さく、声も高かった隆は思春期を迎えてどんどん大きく、そして声もしびれる低さへと変わっていった。
その時から隆はやたらと女の子にもてるようになって、いつも隣には俺じゃなくて女の子がいるようになった。