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今夜も君をオカズにする

第1章 文芸部

「2回です、先輩

お風呂場で1回

夜寝る前に1回しました」

奥村先輩の趣味は僕のオナニー

この部活に入ってから、彼女は毎日、決まって一回それを聞いてくる

それに僕が答える

それがここでの日常だった

「ふぅん、

昨日の相良くんの妄想の相手は誰だったの?」

「お風呂場は奥村先輩で、寝る前はスマホでAVを見ました」

「お風呂場かぁ…間違ってお姉さん受精させないようにね」

自分が性の対象になっている

ということにほとんど興味もない、そんな口調で

先輩は次のページをめくる

この不思議なやり取りが僕が入部からもう2か月近く続いていた

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