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今夜も君をオカズにする

第5章 臨界点

それと同期して

彼女の膣口から

どろっと何かがあふれてくる

つんと鼻を衝く

慣れ親しんだ匂い

白く濁ったさらさらとした液体

彼女が分泌したものではない

ヒトの体液

メスは絶対に分泌できない

オスの体液

ぴくっ、ぴくっ

と彼女が肛門を収縮させると

それに合わせて膣口からそれは吐き出されてくる

「どうしたの?」

フフッ、と鼻にかかった笑い声が聞こえる

「先輩…これって…」

それしか僕は言えなかった

彼女の含み笑いに合わせて、それはもっと増えてくる

一人じゃない量

「だから、私をきれいにして

全部…」

コロコロと珠が転がるように笑う先輩の声が

どこかさみしげだった

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