僕らの歪な経験値
第2章 齧る
翔 side
そう。大野智は変な奴なんだ。
智「カレー味のうんこと、うんこ味のカレーどっちがいい
?」
とか小学生並みの質問を真剣な顔でぶつけてきたと思いきや。
翔「え?うま!うまっ!ワンピース?」
適当に落書きしてる絵が激うまかったり。
なんかつかめない感じにどんどんハマってった。
そうして俺らは急速に仲良くなっていったんだ。
翔「あ、また置いてる」
朝登校すると、机の上に置いてあるものがあった。
雅「しょおちゃん、おっはよ~あれ何それ?」
雅紀が登校して絡んできた。
と俺の手にあるものに興味を示した。
翔「大野くんがよく置いてんだよ。折り紙で折ったやつ」
今日は船だな。
ニ「へ~かわいいやりとりしてんだね」
雅紀の後ろから二宮が声をかけてきた。
どうやら一緒に来たようだ。
最初は何やら意識していた雅紀だったが。
偶然、二宮と帰りの電車で遭遇したらしく、同じ電車通勤と解り二宮とあっという間に打ち解けていったようだ。
今では一緒に電車通学だ。
その二宮は俺に挨拶すると、自分の席へ行った。
後ろには大野が机に突っ伏してる。
その頭をとんとんと指で突いた。
もうすぐHRだから起こしたのだろう。
すると大野は起き上がって伸びをする。
その様子をじっと見ていると、大野と目が合った。
大野は俺に手を振り、にへらを笑った。
その姿に胸が躍るのを気付かないようにしていた。
そう。大野智は変な奴なんだ。
智「カレー味のうんこと、うんこ味のカレーどっちがいい
?」
とか小学生並みの質問を真剣な顔でぶつけてきたと思いきや。
翔「え?うま!うまっ!ワンピース?」
適当に落書きしてる絵が激うまかったり。
なんかつかめない感じにどんどんハマってった。
そうして俺らは急速に仲良くなっていったんだ。
翔「あ、また置いてる」
朝登校すると、机の上に置いてあるものがあった。
雅「しょおちゃん、おっはよ~あれ何それ?」
雅紀が登校して絡んできた。
と俺の手にあるものに興味を示した。
翔「大野くんがよく置いてんだよ。折り紙で折ったやつ」
今日は船だな。
ニ「へ~かわいいやりとりしてんだね」
雅紀の後ろから二宮が声をかけてきた。
どうやら一緒に来たようだ。
最初は何やら意識していた雅紀だったが。
偶然、二宮と帰りの電車で遭遇したらしく、同じ電車通勤と解り二宮とあっという間に打ち解けていったようだ。
今では一緒に電車通学だ。
その二宮は俺に挨拶すると、自分の席へ行った。
後ろには大野が机に突っ伏してる。
その頭をとんとんと指で突いた。
もうすぐHRだから起こしたのだろう。
すると大野は起き上がって伸びをする。
その様子をじっと見ていると、大野と目が合った。
大野は俺に手を振り、にへらを笑った。
その姿に胸が躍るのを気付かないようにしていた。