
僕らの歪な経験値
第2章 齧る
翔 side
俺は女の子が好き。
他の人より好きな自信がある。
男にはない二つの胸。
どこを触っても柔らかい肉。
大事な所を触ると高くなる声。
そのどれもが大好きだ。
だから。
智「今日も2人だね。櫻井くん」
コイツに胸が高鳴るのは何かの間違いだ。
雅紀が二宮を意識してるのにあてられたか。
そんなはずない。
平たい胸。
硬そうな筋肉。
俺と同じのアレに着いたアレ。
筋張った手。
あ。
指綺麗だな。
あの指に俺の指を絡ませたい。
背中の筋肉を撫で。
その唇に…っておい!!
俺だぞ!
女に困ったことのない俺が、なんで男に欲情しなきゃいけないんだ!
よっ?
欲情なんてしてないっ!断じてしてないっ!
ちくしょー!
こんなの何かの間違いだ。
翔「……………あー…今日は帰っていいよ。そんなにやること無いし」
そうだよ。
間違いなんだから、俺から離れてもらわなきゃ!
間違いだから!
離れたら間違いなのがわかるんだから!
翔「ってか。二宮が来てくれるまで来なくていいよ。大野くん」
名前を呼ぶだけで擦り切れそうなこの気持ちはなんなんだ!!
やめてくれ!!
やめてくれよ!!!
その気持ちの名前を言うのだけは!!
俺は女の子が好き。
他の人より好きな自信がある。
男にはない二つの胸。
どこを触っても柔らかい肉。
大事な所を触ると高くなる声。
そのどれもが大好きだ。
だから。
智「今日も2人だね。櫻井くん」
コイツに胸が高鳴るのは何かの間違いだ。
雅紀が二宮を意識してるのにあてられたか。
そんなはずない。
平たい胸。
硬そうな筋肉。
俺と同じのアレに着いたアレ。
筋張った手。
あ。
指綺麗だな。
あの指に俺の指を絡ませたい。
背中の筋肉を撫で。
その唇に…っておい!!
俺だぞ!
女に困ったことのない俺が、なんで男に欲情しなきゃいけないんだ!
よっ?
欲情なんてしてないっ!断じてしてないっ!
ちくしょー!
こんなの何かの間違いだ。
翔「……………あー…今日は帰っていいよ。そんなにやること無いし」
そうだよ。
間違いなんだから、俺から離れてもらわなきゃ!
間違いだから!
離れたら間違いなのがわかるんだから!
翔「ってか。二宮が来てくれるまで来なくていいよ。大野くん」
名前を呼ぶだけで擦り切れそうなこの気持ちはなんなんだ!!
やめてくれ!!
やめてくれよ!!!
その気持ちの名前を言うのだけは!!
