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お医者さんは何でも知ってるっ

第2章 ②




『ごめんね、ちょっと上げるよ~』


拒むよりも先に服が一気に首元にまとめられた。



「…っ」


相変わらず視線の先は壁で、自分の ハダカ は見たくない。



肌が空気に触れて少し冷たく感じる。



『シール貼るからね~』



看護師さんの手は見えない。

そのせいで更にドキドキしてくる。




ペタッ ペタッ

と、胸にシールが丁寧に貼られていく。



当たりそうで当たらないその突起は、

既にツンと尖っていたと思う。


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