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いけない☆デリヘル!

第2章 ☆ゆい☆

「ねぇタッピー、時間はどうする?」

部屋に入るなり、電気、テレビ、エアコンのスイッチをON。風呂場に行きシャワーでバスタブにお湯をはる。まるで、自分の部屋のようにキビキビと動き回るタッピーさんに声をかける。
「今日オレ、この部屋に泊まるから。180分の2倍、って大丈夫かな?」

「えぇぇ!?…イイのぉ?」

「イイですよ、お姫様。じゃんじゃん飲んで歌って、♪エロエロし~ま~しょ~♪(笑)」

テレビの前に立っていたワタシに近づき、片膝をついて両手をワタシに差し出す。


「イャア~ン、アホか(笑)」

ペシッ!

軽くタッピーさんの頭を叩く。

40過ぎのおじさんとは思えない、ノリの良いひょうきん者だ。


コウジさんに電話して、時間を報告する。



タッピーさんと2人でソファーに座り、大量にあるケーキの中からお互いに1個ずつチョイスする。ホテルに備え付けのインスタントコーヒーも淹れた。

タッピーさんは缶ビールを開けた。

(カンパ~イ)


タッピーさんはグイッと一口ビールを飲むと、口にビールを含んだままキスしてきた。


「ンンッ…ンフッ…ンングッ…」

ワタシの口にビールが注ぎ込まれる。飲み込むしかない。




その後は、よくある恋人たちの空間だった。カラオケで盛り上がり、他愛ない話に花を咲かせ、ちょっとスキンシップがあり…
途中でシャワータイムもあり、今は2人ともバスローブ姿でデュエットしてる。

タッピーさんとの時間は、ホントに楽しいし落ち着く。

こんなお客様ばかりだったらイイのに、としみじみ思うけど。



「タッピー、もう12時過ぎたよぉ。」

「あぁ、そうなんだ。早いなぁ。」

「早いねぇ。あと2時間だよ。」

「そうだねぇ。」

「…そろそろ……しよっか?」

上目遣いでタッピーさんに囁きかける。


「…そうですなぁ、……じゃあ、ゆいが持ってるそのマイクを、オレのムスコに握り代えてくれ(笑)」

ソファーにどっしりと腰かけたまま、バスローブの前をはだけさせ、まだ元気になってないペニスをワタシに向けた。

こんな時でもオヤジギャグ。相当恥ずかしかったのか、タッピーさんの顔は真っ赤だ。



ハイハイ(苦笑)と返事をし、右手を添えてゆっくりと口に入れた。


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