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いけない☆デリヘル!

第1章 講習という名のもとに

ベッドに移動する。

コウジさんは大の字になる。


「先に攻めてみて」

コウジさんの体に覆い被さり、首筋から唇を這わせる。

腰骨の辺りをチュッとした時、一瞬コウジさんの体がピクッと反応する。

「そこ、弱いんだよねぇ(笑)」
目を閉じたままコウジさんが言う。

「お客様の弱点を見つけたら、ソコを重点的に攻めてね。今日はイイから(笑)」

照れくさそうにコウジさんが言う。ちょっと可愛く思えた。


およそ20分位で一通りのプレイが終わった。仕事の流れを習うだけなので、念入りにする必要はないらしい。


プレイを中断し、2人でベッドに並んで座る。



「どう?疲れた?」

「ちょっとだけ。」

「やって行けそう?」

「…たぶん、大丈夫かな。」

「まぁ、そのうち慣れるからさ。とりあえず、ガンバってみてよ。」

相変わらずの笑顔に癒やされる。

「ハイ。ヨロシクお願いします。」

「じゃ帰りましょうか。」

「ハイ。……エッ!?…」

コウジさんがいきなりキスしてきた。軽く唇に触れたかと思うと、次は強く唇を押しつけられ、ギュッと抱きしめられた。

一通りのプレイですっかりカラダが火照っていたせいか、その笑顔に癒やされていたからか、思わず吐息が漏れた。

「…ンッッ…ハァッ…コウジっ…サン…」

コウジさんの背中に手をまわす。

2人ともベッドに倒れこんだ。




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