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妄想

第4章 妄想4パート2

ある日えりかは職場で大好き人と喧嘩して、その日は仕事を終わらせて、家に帰り、落ち着かなく、外でウロウロとしていた。

えりかは橋の上に来て、川を覗き、橋に足を掛けた。

えりかは泣いていた。

児島「どーしたの?」

えりか「あ、川の流れ見ていただけです」

えりかは橋から足を下ろした。

児島「もしかして、浅田さんの娘さん?」

えりかは男の人の顔をよく見て

えりか「あ、羽曳野動物病院の先生?」

児島「そう、川の流れ暗くって見えないね」

えりか「見えないですね」

児島「ここから飛び降りても死なないよ」

えりか「え?」

児島「自殺しようとしたんだよね?」

えりか「いや、違いますよ、見てただけです」

児島「話聞くよ?」

えりか「大丈夫です、帰ります」

えりかは歩き始めた。

児島もえりかについていった。

児島「話してごらん、少しでも楽になるから」

えりか「昼間好きな人と喧嘩をして、そのついでに好きでいられるの迷惑だから、嫌いになれって言われて(泣)死なないと嫌いになれる自信がなくて(泣)私には旦那がいるから言われても仕方がないって思ってたけど(泣)」

児島「旦那がいてるからって言ってもそれは、キツイわ」

えりか「何度も浮気して、誰かに抱いてもらえれば忘れられるって思ったけど、私可愛くないから、断られらばっかりで(泣)」

児島「じゃ、俺に抱かれてみる?」

その時橋を渡りきり、ホテル街に入った。

児島はえりかを抱きしめた。

えりか「私なんかを抱けますか?」

児島「大丈夫だよ?」

えりか「抱いてください(泣)」

児島「じゃホテル行こうか」

その時後ろからバイクが来て

山本「達郎、珍しいとこにいるじゃん」

えりかは児島の胸で泣いていたけど、すぐに喧嘩した相手山本だと気づいた。

山本もえりかだって気づいた。

児島「ホテル行こうと思ってな」

児島はえりかを離し、えりかは泣きながら、下を向き

山本「俺も混ぜてや」

児島「え!そっちこそ珍しいな、兄も混ぜていいか?」

えりかに聞いた。

えりか「好きにしていいです、その分忘れられそうなので」

山本「忘れられる?」

児島「好き」

えりかは児島と手を繋いでいたので引っ張った。

児島はえりかの顔を見た。

えりかは顔を振った。





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