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妄想

第15章 妄想新7

ある日えりかは配達が終わり、職場に戻って、タイムカード押して、バイクの鍵を取るのを忘れたので、取りに駐車場に降りたら、喧嘩の声がしたので、恐る恐る降りて、少し様子を見たら、山本と他の業者の吉川だった。

そしたら、吉川が山本を殴ろうとした。

えりか「やめて!」

とっさに止めた。

吉川「えりかちゃん」

吉川はえりかに近づこうとした。

山本「話は終わってないだろ!」

吉川「もー、わかりました。俺が悪いでございました」

山本「おぃ、なめとんのか!」

山本は吉川の胸ぐらを掴んだ。

吉川「離せよ!謝っただろうが!」

山本「言い方がむかつくんじゃ!」

えりか「もーやめてください、何あったか知らないけど、落ち着いて、話し合ってくださいよ」

山本は吉川の胸ぐらを離し

吉川「すいませんでした。」

吉川は頭を下げた。

えりかはバイクの鍵を取り、上がろうとした。

吉川「えりかちゃーん、待って」

吉川はえりかと一緒に上がった。

山本はムカついていた。

山本も後に上がり、二人の話し声が聞こえるので、隠れて聞いていた。

えりかは自転車にまたがっていた。

吉川「飯行こー」

えりか「奢ってくれるなら」

吉川「もちろん!」

吉川はえりかの自転車を持った。

吉川「俺が運転する」

えりかは降りて

吉川は自転車に乗り

走った。

えりか「押していってよー、しんどいよー」

二人は仲良かったので、余計にムカついた。

えりか達はお店に入り

辻田「おー!久しぶりー」

えりか「あ、辻田さん」

斎藤「痩せたね」

えりか「うん」

吉川「知り合い?」

えりか「前に職場にいた人」

吉川「そっか、めしめしー」

吉川はカウンターに座った。

斎藤「珍しいな、男の子と一緒に」

辻田「けんちゃんはどーしたー(笑)」

斎藤「浮気者ー」

吉川「う?」

えりか「なんでもないよ」

えりかは吉川の隣に座った。

吉川はお酒のメニューを見せた。

吉川「何飲む?」

えりか「水でいいよ」

吉川「一杯ぐらい付き合ってや」

えりか「うーん、じゃ、一杯だけ」

えりか達は飲んで食べた。

後に山本が来た。

辻田「あ、けんちゃん」

斎藤「珍しい」

山本は吉川達の方を見た。




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