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妄想

第2章 妄想2

その帰り、友達と待ち合わせした店にきた。

そこで、友達とスマホゲームして騒いでいた。

するとお客がきた。

えりかはゲームに集中していた。

お客がえりかのことを気にした。

えりかはそれに気がつき、顔を上げた。

まさ「あ!やっぱりえりかや!」

えりか「あ」

その人はえりかの知り合いだった。

まさ「何やってるん?」

えりか「モンスト」

まさ「お、こないだまでしてたけど、飽きたわ」

えりか「あはは」

その時またお客が入ってきた。

まさ「明日香!えりかいてるで!」

明日香「あ!えりかー!」

まさは向かいの席に座り、明日香はえりかの横に座った。

明日香「久しぶりだね」

えりか「そうやな」

まさ「明日香めっちゃ会いたがってたで」

えりか「あ、ごめんね、最近夜外でたくなくって」

明日香「わかる、私もよくあったから」

えりかはゲームを辞めた。

辻田「貸して」

えりかは辻田にスマホ渡した。

明日香「誰?」

えりか「元職場にいた社員さんと彼女さん」

斎藤「彼女じゃないよー、えりかちゃんの友達でーす」

その時また、お客が来た。

その人は山本だった。

斎藤「お!珍しい」

えりかは山本の顔を見て、目をそらし、明日香と喋った。

まさ「明日香こっち来て」

明日香「うん」

明日香はまさの横に行った。

山本は寒そうにネックウォーマーで口元を隠していた。

山本「寒ーい」

山本はえりかを抱きしめた。

えりか「わ」

えりかはそれに驚いた。

山本「寒くない?」

えりか「寒いです」

山本「えりかちゃんの体温い、温めてー」

山本はえりかを抱きしめたままだった。

えりかは胸がドキドキで固まっていた。

まさ「えりかのこと知ってたんだ」

山本「うん、職場のバイトの子」

まさ「そーなんだ」

山本はえりかを抱きしめるのをやめて

山本「まじ、温いな、温まったよ、ありがとう」

えりか「うん」

えりかは緊張して、固まったままだった。

山本「そんなに固まらんでも」

えりかは山本の顔を見て、口元を隠していて、さっきの山内の顔にそっくりなことに気がついた。

えりか「あ!さ、さっきの」

えりかは口に手を当てて、止めた。

山本「なになに、さっきの?」

えりか「ご、ごめん、何もない」

山本「え、気になるじゃん」

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