好きにしていいよ
第9章 告白
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「覚えてないかもしれないけど…」
「えっ…」
「前に一度だけ…お前に会ったことあるんだ…」
それは俺がAV界にデビューする前からのことで高校生の時だ
先輩に誘われて何度かうちに遊びに行ったけど、そこに黒谷敦史がいたなんて俺には記憶にない。
俺に会ったのは本当に偶然で、たった一度だけだったらしい。
「お前は弟の友達で、やけに可愛い子連れてきたなぁて見てたよ」
懐かしそうに笑う黒谷敦史が、とてつもなく可愛いかった。
こんな顔もできるんだ…
「笑った顔がすげぇ可愛くて、一瞬で恋に落ちた…」
その頃から黒谷敦史はAV男優として活躍してて、
俺には知られたくなかったらしい。
どこの恋する乙女だよ…
「まさか、お前がAVでデビューするなんて考えてもいなかった。
やめて欲しいて思いながらも、近づくチャンスを窺ってたんだ…」
俺様でドエスなくせに、だけど一途に俺のこと思ってくれて
こんな姿見せられたら
抱きしめたくなちゃうじゃん………
…と、
可愛いと思った俺がバカだった…
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「覚えてないかもしれないけど…」
「えっ…」
「前に一度だけ…お前に会ったことあるんだ…」
それは俺がAV界にデビューする前からのことで高校生の時だ
先輩に誘われて何度かうちに遊びに行ったけど、そこに黒谷敦史がいたなんて俺には記憶にない。
俺に会ったのは本当に偶然で、たった一度だけだったらしい。
「お前は弟の友達で、やけに可愛い子連れてきたなぁて見てたよ」
懐かしそうに笑う黒谷敦史が、とてつもなく可愛いかった。
こんな顔もできるんだ…
「笑った顔がすげぇ可愛くて、一瞬で恋に落ちた…」
その頃から黒谷敦史はAV男優として活躍してて、
俺には知られたくなかったらしい。
どこの恋する乙女だよ…
「まさか、お前がAVでデビューするなんて考えてもいなかった。
やめて欲しいて思いながらも、近づくチャンスを窺ってたんだ…」
俺様でドエスなくせに、だけど一途に俺のこと思ってくれて
こんな姿見せられたら
抱きしめたくなちゃうじゃん………
…と、
可愛いと思った俺がバカだった…
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