君はぼくの全て
第11章 補習 1
早速パソコンを立ち上げて、のんびり座るまーくんを呼んで隣に座ってもらって
『男同士のセックス』なんて文字をGoogle先生に打ち込んだとこで
「ーーー……え?」
…最初のまーくんの反応になった訳で
え、だって知りたいでしょ?
一緒に勉強(?)して、ちゃんとえっちしたいもん
「ちょ、ちょちょちょ…っ!」
まーくんの日本語が益々怪しくなってきた
慌てふためく姿なんか滅多に見られないから、それはそれで美味しいんだけど
まーくんの反応はあまりに予想外で
「え、だってまーくんも知りたいでしょ?」
「それは、…でも」
でも、何だろ
俺、何か変だった?
「まーくん、でも…なに?」
「えーと、だからさ…」
「うん」
「俺が調べるから、かずは知らなくていい!」
「え、…そうなの?」
つい、ぽかんとした顔になった俺を、まーくんが抱き締めてくれた
まーくんからなんて、嬉しすぎる
……じゃなくて