君はぼくの全て
第11章 補習 1
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さすがに食事の途中で、これ以上話がおかしくなる事なく何とか皆食べ終えた
ただ、まーくんが分かり易いくらいぐったりしてる
俺もかなり疲れてはいるけどそこはほら、親子だから耐性は付いてるって奴で
「また食べて行ってねー」
「はい…ありがとうございます」
若干引き攣りはしてるものの、笑顔でいえるまーくんは凄い
でもまあ、当分は来てくれないだろうな
もう、母さんのバカ!
微妙なお年頃なんだからな!
……とは言え
堂々と付き合ってる事も好きってのも隠さなかったまーくんを見れた事には
ちょっと感謝してるけど
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「じゃあ。ご馳走さま」
玄関の外
小さな門扉の前でまーくんと暫しの別れ
「何か…ごめんね、まーくん」
帰っちゃう寂しさと、母さんのおかしさにシュンとした俺に、まーくんが小さく笑った
「楽しかったよ」
ふふ、と俺の頭を優しく撫でる
ああもう、帰したくなくなっちゃうじゃんか