君はぼくの全て
第15章 補習 5
分かってくれた、なんてのはホントに一瞬だったみたい
「ひぁん!」
痛いと聞いて止めるどころか、その過剰に敏感になってるとこをいきなり舐めてきたんだから
乾いた指と違う湿った舌に、びくびくと波打つ身体
ダメだって!まーくんてばえっちすぎるってば
そんなとこを、舐めたり、…吸われたりってヤバいヤバいヤバい!
触られてもないのに、腰が疼いちゃう
てか、少しずつ反応しちゃってるのがまーくんに分かっちゃうと恥ずかしい
「ん、ん…っ」
周りをなぞるように舐めて、先端には舌を尖らせる
濡れた感触と押し潰された刺激に、またソコがずくんと反応した
あ、まーくんの白い歯が見え……
「あ…っ、やぁ…!」
コリッと音がしたかと錯覚する強い感覚
か…、噛んだ!
ちくび、噛まれた…っ
痛くないようにしてくれてるけど、もう無理!
この痛みだか何だか分からないなんか、もう言わない
まーくんのくれる刺激全部が「気持ちいい」って事だって分かっちゃったから