君はぼくの全て
第15章 補習 5
身体が、脳が、快感を認識しちゃったらもう、まーくんの吐息すら気持ちいいと感じちゃう
胸を弄りながら、片手は器用に俺を抱き込んで
もう片方の手が、脇腹から腰を撫でていく
おへその辺りを指が辿る頃には、もう俺のソコは完全に勃ってしまった
だってしょうがないじゃん
大好きなまーくんが、俺を可愛がってくれてるんだもん
「…かず」
胸から顔を上げたまーくんが、上目遣いで囁いた
「あ……」
「可愛い。すごく蕩けた顔してる」
「ふぇ…っ」
まーくんもものすごく色っぽい顔になってるよ?
同い年なのに、いつもの何十倍も大人っぽく見えちゃうんだけど…っ
伸び上がって鼻と口に順番にちゅーをしてから、照れくさそうに微笑むまーくんは王子さまみたい
「…調べたんだ」
「え…」
「男同士のやり方」
「まーくん……」
まあね、俺もね、調べちゃったけどね
なんならおしりもお風呂で試してみちゃったけどね?……痛くてすぐ諦めたけど