君はぼくの全て
第16章 特別補習 1
まーくんは苦笑したけど、その目は全然笑ってない
むしろ、さっきよりも妖しくて色っぽく見えるから不思議
「あ…っ」
逃げ掛けた腰をガツッと抑えられ、熱を持ったソコがまーくんのソコと擦られて腰が揺れた
その刺激で更に主張してしまったのをまーくんが気付かない訳がない
片手がするりとお腹をさすったと思ったら、間を置かずに元気になってるそこに指先が触れた
ズボンの上からでも分かるくらい押し上げてるから、捜す必要もなくあっさりと指が辿る
「んん、…っ」
布越しとは言え、初めて…じゃない、2回目の自分以外の人が与えてくれる刺激はあまりにも強すぎて
「んや…っ!あ…っ!」
それでなくても、まーくんのカッコ良さにドキドキして頭がいっぱいいっぱいだったもんだから
「…え」
「にゃ…っ!違…、これ、は…っ」
耐えるも何も考えるでもなく、いとも簡単に服の中で
…直にまーくんが触れる前に、イッちゃった事に物凄く動揺してしまった