無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「え、そうだっけ？」

「相葉ちゃーん…聞いてなかったのかよ」

「…考え事してた」

「珍しいな」

「かずの事、考えてた」

「え」

ちょっとまーくん？

さらっと何て事言ってくれちゃうの！

もう！これ以上惚れさせて俺をどうしたいの

不意討ちのそれって本気で破壊力半端ないんですけど


やっばい。顔が熱くなってきた…！



「相葉ちゃんまでおかしい…」

「まで、ってなによ」

「いや、にのはもう充分おかしいから」

「今すぐ車道に飛び込め」

「やだよ」

「大丈夫。痛みなんか感じる前にあっちの世界行けるから」

「悪魔か、お前は」

「天使と言え」

「堕天使な」

「まあまあ」

「「遅い！！」」

あらやだ

智と息が合っちゃった


だけどまーくんが止めてくれないと落とし処がないんだもん

これからはもう少し早い「まあまあ」希望します




そしていつもの、智との分かれ道

いつも通りバイバイと手を振ってからの2人きりの時間が訪れた