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この状態だとまーくんに、俺の顔は丸見えだし

なんつーか、もっとくっつきたいし

くっつけば顔も隠せて、どさくさ紛れに身体もずらせる

ずらせば反応したコレ、気付かれなくて済む？


…何かもう、自分でも考える事がめちゃくちゃで訳分かんない


初めての感覚と気持ちいいにおかしくなり始めてる


でも

えっち、って事は当然下も触るんだよね

反応してるこれ、自分以外の人が…まーくんが触っちゃうんだよね

うわー、うわーっっ

俺、大丈夫かな



「あ、ん…っ」

どんだけ頭がパニックになろうとまーくんの俺にする身体へのちゅーは止まる事なくて

所々びくっとなる度にまーくんの指を握り締めた



「かず…」

強く握り過ぎて痺れたように絡められた指が漸く離される

その代わりに、さっき俺が望んでたのを分かってるかのように俺の背中手を差し入れて抱き締めてくれた

ぎゅっと抱き締めてから顔を上げて、唇にまーくんのそれが触れる