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LGBT~愛とは~

第1章 1章ーゆうきー

「はぁ....。分かった。電話してくる。」
「待ってる。」
円香は、子どものように嬉しそうな笑みを浮かべた。
僕は、如何なる時であっても、彼女には、逆らえないし、逆らいたくも無い。彼女の性欲は、人一倍であるが、その分、僕を独占しようとする嫉妬心が強いかもしれない。
彼女の体型は長年変わらずスレンダーであり、その為に一生懸命にヨガに打ち込んだり、少し苦いスムージーを飲んだりと美容に頑張っていることを僕は知っているのだ。
「はーい。」
プルルプルル
携帯電話を耳に当て、僕は出てくれることを待つ。
「もしもし、坂本くん?」
「神木先生、3年4組担任坂本ですが、風邪気味で生徒に移しそうなので、病院行きます。宜しくお願いします。」
僕が受け持つクラスの副担任の神木先生に頼んでおいた。

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