月明かりの追憶
第5章 迷走する恋
・藤ヶ谷side
ふぅーやれやれ、クスッ
千「あとは宜しくぅー」
二「送り狼ガヤ、赤ずきんミツをしっかり可愛がってやるんだぞ」
藤「はっ?」
二千「じゃあねぇ、 ニコッ」
ブロロロ―
藤「なんだ?あのふたり変なところで息を合わせやがってさ、クスッ」
合流したのが良かったのか、悪かったのか?
散々飲んで暴れた北山は、またもや俺の腕の中でスヤスヤと寝息を立てている。
北「んー俺ね、俺、お前に抱かれると安心するんだわ」
そういう言葉は二人っきりのときに言ってくれない、クスッ
まっ、聞けたのは嬉しかったけどさ。
運転手「お客さん着きましたよ」
藤「ほら起きて」
北「んーもう…飲めない‥いらね…ムニムニ」
藤「しっかりしろって」
運転手「あのぉーお手伝いしましょうか?」
藤「すみません」
ここは北山のマンション、俺のところだとこいつ逃げちゃうから。
この間も、朝めしを食べたらサッさと帰っちゃって。
だからね、フッ
藤「鍵は?」
北「クゥー…」
藤「もーどこだよ?しょうがないなぁ」
あっ、あった!これか?ガチャ、バタン
北「風呂、ふりょ入るー」
藤「あっ、こらダメだってアルコールを抜いてから」
ヨタヨタ歩く北山を、ギュッと抱きしめれば。
北「ふぎゃあーふぎゃあ、ふみぃ」
バタバタと暴れ出し。
藤「お前はネコか」
が、暫くすると。
北「むふふっ」
藤「んっ?」
北「クゥー…」
藤「こら立ちながら寝るんじゃない、ったく」
俺、好きになるやつ間違えたかな?
北「んー藤…ヶ谷‥しゅ…き‥んふふっ」
藤「ふっ、クスッ」
いや、そんなことはない。
藤「俺も好きだよ北山」
チュッと、その唇にキスを落とし自分も眠りにつく。
ふぅーやれやれ、クスッ
千「あとは宜しくぅー」
二「送り狼ガヤ、赤ずきんミツをしっかり可愛がってやるんだぞ」
藤「はっ?」
二千「じゃあねぇ、 ニコッ」
ブロロロ―
藤「なんだ?あのふたり変なところで息を合わせやがってさ、クスッ」
合流したのが良かったのか、悪かったのか?
散々飲んで暴れた北山は、またもや俺の腕の中でスヤスヤと寝息を立てている。
北「んー俺ね、俺、お前に抱かれると安心するんだわ」
そういう言葉は二人っきりのときに言ってくれない、クスッ
まっ、聞けたのは嬉しかったけどさ。
運転手「お客さん着きましたよ」
藤「ほら起きて」
北「んーもう…飲めない‥いらね…ムニムニ」
藤「しっかりしろって」
運転手「あのぉーお手伝いしましょうか?」
藤「すみません」
ここは北山のマンション、俺のところだとこいつ逃げちゃうから。
この間も、朝めしを食べたらサッさと帰っちゃって。
だからね、フッ
藤「鍵は?」
北「クゥー…」
藤「もーどこだよ?しょうがないなぁ」
あっ、あった!これか?ガチャ、バタン
北「風呂、ふりょ入るー」
藤「あっ、こらダメだってアルコールを抜いてから」
ヨタヨタ歩く北山を、ギュッと抱きしめれば。
北「ふぎゃあーふぎゃあ、ふみぃ」
バタバタと暴れ出し。
藤「お前はネコか」
が、暫くすると。
北「むふふっ」
藤「んっ?」
北「クゥー…」
藤「こら立ちながら寝るんじゃない、ったく」
俺、好きになるやつ間違えたかな?
北「んー藤…ヶ谷‥しゅ…き‥んふふっ」
藤「ふっ、クスッ」
いや、そんなことはない。
藤「俺も好きだよ北山」
チュッと、その唇にキスを落とし自分も眠りにつく。