月明かりの追憶
第5章 迷走する恋
・北山side
目を覚ましたら、まだ薄暗く見渡せば。
(うん、確かにここ俺んちだ)
そこに漂う、胸を締めつけるような甘い香り。
藤「北山」
うわっ、なんで藤ヶ谷がいるんだよ!?
藤「起きてるんでしょ狸寝入りはやめて、こっちを向きな」
あい…
仕方なく言われた通りにすると、こいつはとんでもない事を言い出し。
北「うっそだぁ、ガハハハ」
笑って誤魔化す俺、でもなんとなく覚えているような…いないような
藤「拗ねてたんだ、クスッ」
いや、だってさ。
藤「俺が連絡をしなかったのは北山にゆっくり考える時間をあげたかったからだよ」
北「そうなの」
藤ヶ谷の言葉に、好きという気持ちが倍に膨らむ。
やっぱり、こいつキングだ。
それから、二人して二度寝し午後から皆が待つスタジオへと向かった。
二「ミツ、大丈夫だった」
北「あっ、まぁ…ハハッ」
千「飲み過ぎなんだよ」
ははっ、悪い。
ふと、視線を感じ左を向くと横尾さんが何か言いたげにジッと見つめていて。
なんだわ?
とたん、脳裏に浮かんだ以前に言われた言葉。
横「太輔とミツは、もしかしたら触れ合うことで互いに気を分け合っているのかもしれないね」
ハッ、ちょーっと待った違う、違うんだわ。
北「横尾さーん」
物凄い勢いで、すっ飛んで行き。
横「どうしたの?いきなり!?」
北「してないから昨日は絶対にしてない」
横「なんのこと」
そう言うと、キョトンとした顔をし。
藤「どうした?わた」
横「ミツがね」
頼む察してくれ俺は、こいつにだけは知られたくないんだ。
更にジッと見つめれば。
横「あぁーもしかして、フッ」
藤「んっ?」
コクンと頷くと、ニヤッと笑い。
横「太輔、昨日 ミツんちに泊まったりした?」
藤「なんで分かったわけ」
更に、横尾さんの顔が怪しく笑い。
げっ、もしかして墓穴 掘ってる?
横「まぁ、いいんじゃない」
よくないっつうかしてないし!
藤「???」
グイッと横尾さんの腕を掴み。
北「ちょっと抜ける」
藤「北山?」
宮「キタミツ!?」
玉「拉致る人を間違えてない」
あはっと笑う横尾さんと廊下へ。
目を覚ましたら、まだ薄暗く見渡せば。
(うん、確かにここ俺んちだ)
そこに漂う、胸を締めつけるような甘い香り。
藤「北山」
うわっ、なんで藤ヶ谷がいるんだよ!?
藤「起きてるんでしょ狸寝入りはやめて、こっちを向きな」
あい…
仕方なく言われた通りにすると、こいつはとんでもない事を言い出し。
北「うっそだぁ、ガハハハ」
笑って誤魔化す俺、でもなんとなく覚えているような…いないような
藤「拗ねてたんだ、クスッ」
いや、だってさ。
藤「俺が連絡をしなかったのは北山にゆっくり考える時間をあげたかったからだよ」
北「そうなの」
藤ヶ谷の言葉に、好きという気持ちが倍に膨らむ。
やっぱり、こいつキングだ。
それから、二人して二度寝し午後から皆が待つスタジオへと向かった。
二「ミツ、大丈夫だった」
北「あっ、まぁ…ハハッ」
千「飲み過ぎなんだよ」
ははっ、悪い。
ふと、視線を感じ左を向くと横尾さんが何か言いたげにジッと見つめていて。
なんだわ?
とたん、脳裏に浮かんだ以前に言われた言葉。
横「太輔とミツは、もしかしたら触れ合うことで互いに気を分け合っているのかもしれないね」
ハッ、ちょーっと待った違う、違うんだわ。
北「横尾さーん」
物凄い勢いで、すっ飛んで行き。
横「どうしたの?いきなり!?」
北「してないから昨日は絶対にしてない」
横「なんのこと」
そう言うと、キョトンとした顔をし。
藤「どうした?わた」
横「ミツがね」
頼む察してくれ俺は、こいつにだけは知られたくないんだ。
更にジッと見つめれば。
横「あぁーもしかして、フッ」
藤「んっ?」
コクンと頷くと、ニヤッと笑い。
横「太輔、昨日 ミツんちに泊まったりした?」
藤「なんで分かったわけ」
更に、横尾さんの顔が怪しく笑い。
げっ、もしかして墓穴 掘ってる?
横「まぁ、いいんじゃない」
よくないっつうかしてないし!
藤「???」
グイッと横尾さんの腕を掴み。
北「ちょっと抜ける」
藤「北山?」
宮「キタミツ!?」
玉「拉致る人を間違えてない」
あはっと笑う横尾さんと廊下へ。