月明かりの追憶
第6章 仲間という絆
戸「藤ヶ谷!」
藤「‥‥っ」
と、一瞬トッツーの声が聞こえた気がしたんだけど振り返る余裕もなく身体は勝手に動き。
横「うおおぉぉーっ」
自分の中で、何かが爆発したのを感じたんだ。
五塚「横尾!」
力が抜けてく…ミツこれは、きっと俺の中の球体が爆発したせいだろう。
だから戻すよ、お前のエナジーを。
みんなが呼んでいるのが分かるけど、もう気力がないや。
意識が薄れ気がついたらそこにいた、まるで水晶のような中に。
どこ?ここ天国じゃないよな、フッ
すると―
「横尾さん…」
誰かが俺の名を呼び。
「迎えに来たぜ」
んっ?誰かじゃない、この声はミツじゃん!?
横「ミツ、どこにいるのミツうぅーっ」
俺は思いっきり、その名を呼んだんだ。
北「横尾さん、ニコッ」
と、目の前の水晶が消え微笑みながら立っている姿が見え。
そして―
北「帰ろう俺達の居場所へ、なっ横尾さん」
差し出された手を握りしめたら、パァーッと視界が開け。
横「はっ」
河「渉?」
橋「やった眼を開けた」
五「俺達が見える?」
塚「もう大丈夫だからね」
郁人・五関・塚ちゃん、ハッシー。
橋「トッツー、わったーが目を覚ましたよぉ」
ハッシーがそう叫ぶと。
玉「渉!」
二「わったー」
宮千「横尾さん!」
ニカ、健永、裕太、宮田が走り寄って来てよ。
ちょっ待て、またあの3人がいないじゃん。
と、裕太が…
玉「ミツなら心配いらないよ、 ニコッ」
そう言い、指差した先には。
横「みっ、ミツ」
太輔と、トッツーに支えられながら。
北「ふっ、お帰り横尾さん」
微笑む、あいつの姿があったんだ。
横「ミツうぅーっ」
ギュッと、思わずその身体へ抱きつく。
北「よっ、横尾さん、なんだわ!?おまえ急に弟になってしまったん?クスッ」
横「…いっ‥今だけ…な」
北「しょうがね許してやるよ、フッ」
そんな俺達を、微笑みながら見つめている仲間たち。
温かいミツお前の身体、生きているんだな。
ただ、それを感じるだけで嬉しくて俺は声を押し殺し泣いていた。
その確かな温もりの中で━
藤「‥‥っ」
と、一瞬トッツーの声が聞こえた気がしたんだけど振り返る余裕もなく身体は勝手に動き。
横「うおおぉぉーっ」
自分の中で、何かが爆発したのを感じたんだ。
五塚「横尾!」
力が抜けてく…ミツこれは、きっと俺の中の球体が爆発したせいだろう。
だから戻すよ、お前のエナジーを。
みんなが呼んでいるのが分かるけど、もう気力がないや。
意識が薄れ気がついたらそこにいた、まるで水晶のような中に。
どこ?ここ天国じゃないよな、フッ
すると―
「横尾さん…」
誰かが俺の名を呼び。
「迎えに来たぜ」
んっ?誰かじゃない、この声はミツじゃん!?
横「ミツ、どこにいるのミツうぅーっ」
俺は思いっきり、その名を呼んだんだ。
北「横尾さん、ニコッ」
と、目の前の水晶が消え微笑みながら立っている姿が見え。
そして―
北「帰ろう俺達の居場所へ、なっ横尾さん」
差し出された手を握りしめたら、パァーッと視界が開け。
横「はっ」
河「渉?」
橋「やった眼を開けた」
五「俺達が見える?」
塚「もう大丈夫だからね」
郁人・五関・塚ちゃん、ハッシー。
橋「トッツー、わったーが目を覚ましたよぉ」
ハッシーがそう叫ぶと。
玉「渉!」
二「わったー」
宮千「横尾さん!」
ニカ、健永、裕太、宮田が走り寄って来てよ。
ちょっ待て、またあの3人がいないじゃん。
と、裕太が…
玉「ミツなら心配いらないよ、 ニコッ」
そう言い、指差した先には。
横「みっ、ミツ」
太輔と、トッツーに支えられながら。
北「ふっ、お帰り横尾さん」
微笑む、あいつの姿があったんだ。
横「ミツうぅーっ」
ギュッと、思わずその身体へ抱きつく。
北「よっ、横尾さん、なんだわ!?おまえ急に弟になってしまったん?クスッ」
横「…いっ‥今だけ…な」
北「しょうがね許してやるよ、フッ」
そんな俺達を、微笑みながら見つめている仲間たち。
温かいミツお前の身体、生きているんだな。
ただ、それを感じるだけで嬉しくて俺は声を押し殺し泣いていた。
その確かな温もりの中で━