月明かりの追憶
第7章 今に生きる
・戸塚side
穏やかな日々は、人の心に油断を与える。
皆それぞれの中で日々を重ね、あの戦いも少しずつ過去の記憶となりつつあった。
橋「頑張るぞ」
何が…
橋「トッツー、俺やっぱり塚ちゃんでいく」
戸「はっ?」
橋「だからこれからはライバル」
戸「ええっ」
嘘でしょ!?
北「ガハハッ」
戸「そんなに笑わないでよ北山」
北「悪い、でもいいんじゃね子供はいつか親から巣立つものなんだし」
戸「俺、あいつの親じゃないって」
そんなある日のこと―
若林「お前さ少し執着し過ぎじゃない」
春日「なんのこと」
あれは春日さん?それに若林さんもいる。
若林「そういう気あったっけ」
春日「いや」
若林「じゃなんでそんなに気にするの」
春日「んー分からないけど特別なんだよね」
若林「はっ?」
ここは、某テレビ局の中庭。
春日「頭、おかしくなっちゃったのかなぁ」
若林「お前は元からおかしいだろ」
春日「失礼だねぇ若林くん」
何かのネタの練習かな?
若林「ほどほどにしないと揉める原因になるよ」
春日「大丈夫だって」
揉める…って?
俺たちエビとキスマイは、お互い充実した毎日を送っていた。
しかし、そのぶん会える機会も減っていき。
たまに電話で喋ったり、スケジュールが合えば個人的に食事に行ったりはしていたけど。
全員のことを全て把握しているわけではなかったんだ。
河「どうかした」
戸「んっ?あ、なんでもない」
まさか、また北山に危険が及ぶことになろうとは。
河「最近、苛々しているみたいだぜ太輔」
戸「なんで?」
五「キスマイ出る番組がどんどん増え芸人と接することが多くなったろ」
河「気が気じゃないんでね恋人でーすなんて堂々と言ないし」
戸「あはっ」
確かに、俺から見ても北山は可愛い。
五「そんなに心配することじゃないとは思うんだけど」
河「あいつ結構、妬きもちやきだから」
藤ヶ谷の気持ち、分からなくもない。
春日「おっ、北山くん今日は独り」
北「春日さん」
が、心配は現実のものとなりつつあったんだ。
春日「だったら飯でも一緒にどう」
北「いいですねぇ」
思わぬ過去の人物との遭遇により━
穏やかな日々は、人の心に油断を与える。
皆それぞれの中で日々を重ね、あの戦いも少しずつ過去の記憶となりつつあった。
橋「頑張るぞ」
何が…
橋「トッツー、俺やっぱり塚ちゃんでいく」
戸「はっ?」
橋「だからこれからはライバル」
戸「ええっ」
嘘でしょ!?
北「ガハハッ」
戸「そんなに笑わないでよ北山」
北「悪い、でもいいんじゃね子供はいつか親から巣立つものなんだし」
戸「俺、あいつの親じゃないって」
そんなある日のこと―
若林「お前さ少し執着し過ぎじゃない」
春日「なんのこと」
あれは春日さん?それに若林さんもいる。
若林「そういう気あったっけ」
春日「いや」
若林「じゃなんでそんなに気にするの」
春日「んー分からないけど特別なんだよね」
若林「はっ?」
ここは、某テレビ局の中庭。
春日「頭、おかしくなっちゃったのかなぁ」
若林「お前は元からおかしいだろ」
春日「失礼だねぇ若林くん」
何かのネタの練習かな?
若林「ほどほどにしないと揉める原因になるよ」
春日「大丈夫だって」
揉める…って?
俺たちエビとキスマイは、お互い充実した毎日を送っていた。
しかし、そのぶん会える機会も減っていき。
たまに電話で喋ったり、スケジュールが合えば個人的に食事に行ったりはしていたけど。
全員のことを全て把握しているわけではなかったんだ。
河「どうかした」
戸「んっ?あ、なんでもない」
まさか、また北山に危険が及ぶことになろうとは。
河「最近、苛々しているみたいだぜ太輔」
戸「なんで?」
五「キスマイ出る番組がどんどん増え芸人と接することが多くなったろ」
河「気が気じゃないんでね恋人でーすなんて堂々と言ないし」
戸「あはっ」
確かに、俺から見ても北山は可愛い。
五「そんなに心配することじゃないとは思うんだけど」
河「あいつ結構、妬きもちやきだから」
藤ヶ谷の気持ち、分からなくもない。
春日「おっ、北山くん今日は独り」
北「春日さん」
が、心配は現実のものとなりつつあったんだ。
春日「だったら飯でも一緒にどう」
北「いいですねぇ」
思わぬ過去の人物との遭遇により━