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月明かりの追憶

第7章 今に生きる

・宮田side

その日、俺はずっとスマホと睨めっこしてた。



佐「何をやってるんです」

宮「んっ?あぁ」



おかしいんだよね、キタミツと連絡が取れない。



佐「宮田くん?」

宮「一緒にサウナへ行く約束をしているんだ」

佐「北山くんと」

宮「そうバーベキューもしてさ」

佐「二人だけで」

宮「塚ちゃんも一緒だよ、あと河合くん」

佐「で、連絡が来るのを待ってるってわけ」



と、そのときトルルルっと着信があり。

あれ横尾さんだ、どうしたんだろ。



宮「もしもし」

横「宮っち今、誰といる」

宮「佐久間だけど」

横「ミツは一緒じゃないんだ?」

宮「えっ」



横尾さんが言うに、なんとなく気掛かりな事があり携帯に掛けてみたところ。



横「何度かけても繋りやしない何してるんだか」

宮「ガヤさんは?」

横「ラジオの収録中」

宮「あっ、そうか実は俺も」

横「んっ」



俺達は、警戒心が薄れていた。



横「ニカや健永にも聞いてみたんだけど」



まぁ、ずっと持続していられる方が凄いとは思う。



横「裕太も収録中だし」



この平和な日本で―




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