
月明かりの追憶
第7章 今に生きる
・藤ヶ谷side
あいつの声が聞こえた!
横「場所は何処?」
藤「下、地下道」
千「それって、つまり」
玉「もしかしてマンホール!?」
ニ「げげっ、マジでか」
宮「うわっ、気が進まないなぁ」
横「行くよ」
藤「タマ、ハッシー」
玉橋「なに?」
藤「北山は、お前らを連れて来いと言っている」
五「それって」
戸「怪我人がいるって事」
藤「春日さん」
若林「‥‥っ」
河「急ごう」
塚「うん」
ダダダッ!
何も知らない若林さんの顔は不安に満ち、今にも泣き出しそうで。
春日さん、一体なにがあったっていうんだ?
街中を暫く行った所、そこに。
藤「ここだ」
横「若林さんは待っていて下さい」
若林「けど」
五「大丈夫です」
戸「俺達を信じて」
塚「ハッシー、頼んだよ」
橋「おう、塚ちゃん」
全員では入れないため待機組とに分かれ俺とわた、ハッシーにタマ。
それに、万が一のときには人手が必要だろうと郁人にトッツー、健永もくわえ。
戸「行って来ます」
若林「春日を!」
河「任せて下さい」
ニ「千賀、気をつけて行けよ」
宮「タマも」
千「おう」
玉「心配はいらないよ」
懐中電灯の明かりを頼りに。
横「足下に注意しな」
千「うわっ、湿っぽい」
河「つうかクセぇー」
徐々に、前へと進んでく。
戸「藤ヶ谷どう?何か見えた」
藤「いや、まだ」
後方のトッツーが、声をかけてくる。
藤「たぶん、もう少し先」
橋「ひやっ、冷たい」
玉「滴だって滴、クスッ」
横「こりゃー出たら皆して、お風呂へ直行だね」
確かに、フッ
独特の雰囲気の中、俺はまるで導かれるかの如くそこへと突き進んでく。
"太輔、早く"
聞こえて来る声に自然と足は速まり、すると。
河「いた、あそこに」
玉「ミツうぅーっ」
タマの声が、マンホール内に木霊した。
北「みんな、こっち」
カンカンカン、響き渡る足音。
横「ミツ!」
北「横尾さん」
千「良かったぁー無事で」
河「もう聞いたときにはビックリしたよ」
北「悪い』
橋「で、春日さんは』
玉「どんな状態?」
その視線が、下の方へと向く。
あいつの声が聞こえた!
横「場所は何処?」
藤「下、地下道」
千「それって、つまり」
玉「もしかしてマンホール!?」
ニ「げげっ、マジでか」
宮「うわっ、気が進まないなぁ」
横「行くよ」
藤「タマ、ハッシー」
玉橋「なに?」
藤「北山は、お前らを連れて来いと言っている」
五「それって」
戸「怪我人がいるって事」
藤「春日さん」
若林「‥‥っ」
河「急ごう」
塚「うん」
ダダダッ!
何も知らない若林さんの顔は不安に満ち、今にも泣き出しそうで。
春日さん、一体なにがあったっていうんだ?
街中を暫く行った所、そこに。
藤「ここだ」
横「若林さんは待っていて下さい」
若林「けど」
五「大丈夫です」
戸「俺達を信じて」
塚「ハッシー、頼んだよ」
橋「おう、塚ちゃん」
全員では入れないため待機組とに分かれ俺とわた、ハッシーにタマ。
それに、万が一のときには人手が必要だろうと郁人にトッツー、健永もくわえ。
戸「行って来ます」
若林「春日を!」
河「任せて下さい」
ニ「千賀、気をつけて行けよ」
宮「タマも」
千「おう」
玉「心配はいらないよ」
懐中電灯の明かりを頼りに。
横「足下に注意しな」
千「うわっ、湿っぽい」
河「つうかクセぇー」
徐々に、前へと進んでく。
戸「藤ヶ谷どう?何か見えた」
藤「いや、まだ」
後方のトッツーが、声をかけてくる。
藤「たぶん、もう少し先」
橋「ひやっ、冷たい」
玉「滴だって滴、クスッ」
横「こりゃー出たら皆して、お風呂へ直行だね」
確かに、フッ
独特の雰囲気の中、俺はまるで導かれるかの如くそこへと突き進んでく。
"太輔、早く"
聞こえて来る声に自然と足は速まり、すると。
河「いた、あそこに」
玉「ミツうぅーっ」
タマの声が、マンホール内に木霊した。
北「みんな、こっち」
カンカンカン、響き渡る足音。
横「ミツ!」
北「横尾さん」
千「良かったぁー無事で」
河「もう聞いたときにはビックリしたよ」
北「悪い』
橋「で、春日さんは』
玉「どんな状態?」
その視線が、下の方へと向く。
