月明かりの追憶
第1章 はじまり
それから俺は極力、独りでいるように心がけていた。
それがどんなに危険なことなのか分かっていながら、あいつらに気づかせない為。
しいては巻き込まないようにする為、そうするしか方法がなかったから。
そんな、ある日の収録後、
千「お疲れー」
宮「千ちゃん、このあと真っ直ぐに帰る?」
千「まぁ、なんにも用はないからな」
宮「じゃさ、たまにはメシでも食いに行かない」
千「んーニカは?」
二「パス」
千「えっ、即答!?」
宮「タマさんはどう?」
玉「パス2」
宮千「えぇーっ」
ガハハハッ、タマはともかくニカは珍しいわ。
千「どうして、なぁ?」
二「ちょっと用事があって、ゴメン」
千「ふーん、そっ」
宮「タマも?」
玉「俺はのり、ニヤッ」
宮「‥‥‥」
ぷっぷっぷっ、タマちゃん かわゆい。
横「太輔、俺達も行く」
藤「わたと2人で?」
玉「あっ、俺そっちがいいや」
宮「タマあぁーっ」
千「じゃなに?宮田と2人きり」
いいんじゃね?たまには。
北「お疲れーまたなぁ」
二「ミツ、帰るの?」
北「おう、フッ」
ガチャ、バタン!
そんな、こいつらを放っておいて俺は部屋を出る。
独りになり、今日もバレずに済んだとホッとしながら道を歩き数分後。
カッカッカッ、んっ?
俺は、あることに気がついたんだ。
カッカッカッ―
それは足音、ピタッと歩くのをやめると遅れて止まる靴音が聞こえ。
今度は小走りに進んでみれば、やっぱり早くなりついて来る。
これって確実に後をつけられてるって事じゃん、ヤバくね?
慌てて路地を曲がり、追いかけて来るその顔を見ようと通り過ぎるのを見計らって飛び出した。
次の瞬間!
二「うわっ」
北「ニカおまえ何をやっているんだよ後なんかつけて来やがってさ」
二「だって気になったから」
北「何が?」
二「最近、ミツ寂しそうなんだもん」
なっ、おまえ…
それがどんなに危険なことなのか分かっていながら、あいつらに気づかせない為。
しいては巻き込まないようにする為、そうするしか方法がなかったから。
そんな、ある日の収録後、
千「お疲れー」
宮「千ちゃん、このあと真っ直ぐに帰る?」
千「まぁ、なんにも用はないからな」
宮「じゃさ、たまにはメシでも食いに行かない」
千「んーニカは?」
二「パス」
千「えっ、即答!?」
宮「タマさんはどう?」
玉「パス2」
宮千「えぇーっ」
ガハハハッ、タマはともかくニカは珍しいわ。
千「どうして、なぁ?」
二「ちょっと用事があって、ゴメン」
千「ふーん、そっ」
宮「タマも?」
玉「俺はのり、ニヤッ」
宮「‥‥‥」
ぷっぷっぷっ、タマちゃん かわゆい。
横「太輔、俺達も行く」
藤「わたと2人で?」
玉「あっ、俺そっちがいいや」
宮「タマあぁーっ」
千「じゃなに?宮田と2人きり」
いいんじゃね?たまには。
北「お疲れーまたなぁ」
二「ミツ、帰るの?」
北「おう、フッ」
ガチャ、バタン!
そんな、こいつらを放っておいて俺は部屋を出る。
独りになり、今日もバレずに済んだとホッとしながら道を歩き数分後。
カッカッカッ、んっ?
俺は、あることに気がついたんだ。
カッカッカッ―
それは足音、ピタッと歩くのをやめると遅れて止まる靴音が聞こえ。
今度は小走りに進んでみれば、やっぱり早くなりついて来る。
これって確実に後をつけられてるって事じゃん、ヤバくね?
慌てて路地を曲がり、追いかけて来るその顔を見ようと通り過ぎるのを見計らって飛び出した。
次の瞬間!
二「うわっ」
北「ニカおまえ何をやっているんだよ後なんかつけて来やがってさ」
二「だって気になったから」
北「何が?」
二「最近、ミツ寂しそうなんだもん」
なっ、おまえ…