月明かりの追憶
第2章 奪われてくエナジー
・北山side
身体が熱くて堪らない。
北「…くっ‥ハァハァハァ」
リーダー「頑張るな、だがそろそろ少しずつエナジーが漏れて来ているぞ」
北「だから…なん‥だ…って‥いうんで」
リーダー「それを吸い取ったらどうなるのか教えてやろうか、ニヤッ」
北「な…に‥クッ」
すると、こいつは。
リーダー「まず一番の功労者であるあやつに褒美をあげないと」
そう言うと、目の前に見た事のある魔物を連れて来る。
こいつ、あの時のスライムじゃん。
リーダー「お前が仕掛けてくれたから上手く捕獲する事が出来た感謝するぞ、フフッ」
そういう事だったのか。
リーダー「さぁ思う存分に吸えばいい」
北「くっ」
ニュルッ!
とたん俺の身体に、そいつは絡みついて来て。
北「や…めろ‥キショい…離れ‥うああっ」
リーダー「どうだ?んっ」
なんだ、この感覚!
北「くっ、あっ」
リーダー「堪らないであろう」
力が、抜けていくだけじゃない。
リーダー「我慢せず出せばいい、そうすれば精気の高まりが速まるからな」
北「ざけん…な‥お前らの思う…通りになん‥かならね」
リーダー「強情な奴、しかしいつまで持つか」
こんな屈辱…クッ
リーダー「ふふふ、あははっ」
俺は、このとき分かった気がした何故プリンセスが自ら命を絶ったのか。
男の俺だって耐えられないんだ、ましてや女それも姫さまときてる。
あげく惚れた男がいるとなれば、女の場合は凌辱するって言ってたしよ。
だが、俺は負けたりなんかしないぞ絶対。
“必ず助けに行く”
あのとき聞こえた藤ヶ谷の言葉、それさえあれば頑張れるから。
そして会ったら言ってやるんだ、おせぇよバァーカって。
だから早く来い、その笑顔を俺に見せてくれ。
お前に会いたいんだ…
何度も何回も意識が遠退きそうになりながらも俺は、ただひたすらあいつを待ち続けた。
最愛のシンメ藤ヶ谷 太輔を、それが唯一の希望・光りだったから。
この地獄の中での―
身体が熱くて堪らない。
北「…くっ‥ハァハァハァ」
リーダー「頑張るな、だがそろそろ少しずつエナジーが漏れて来ているぞ」
北「だから…なん‥だ…って‥いうんで」
リーダー「それを吸い取ったらどうなるのか教えてやろうか、ニヤッ」
北「な…に‥クッ」
すると、こいつは。
リーダー「まず一番の功労者であるあやつに褒美をあげないと」
そう言うと、目の前に見た事のある魔物を連れて来る。
こいつ、あの時のスライムじゃん。
リーダー「お前が仕掛けてくれたから上手く捕獲する事が出来た感謝するぞ、フフッ」
そういう事だったのか。
リーダー「さぁ思う存分に吸えばいい」
北「くっ」
ニュルッ!
とたん俺の身体に、そいつは絡みついて来て。
北「や…めろ‥キショい…離れ‥うああっ」
リーダー「どうだ?んっ」
なんだ、この感覚!
北「くっ、あっ」
リーダー「堪らないであろう」
力が、抜けていくだけじゃない。
リーダー「我慢せず出せばいい、そうすれば精気の高まりが速まるからな」
北「ざけん…な‥お前らの思う…通りになん‥かならね」
リーダー「強情な奴、しかしいつまで持つか」
こんな屈辱…クッ
リーダー「ふふふ、あははっ」
俺は、このとき分かった気がした何故プリンセスが自ら命を絶ったのか。
男の俺だって耐えられないんだ、ましてや女それも姫さまときてる。
あげく惚れた男がいるとなれば、女の場合は凌辱するって言ってたしよ。
だが、俺は負けたりなんかしないぞ絶対。
“必ず助けに行く”
あのとき聞こえた藤ヶ谷の言葉、それさえあれば頑張れるから。
そして会ったら言ってやるんだ、おせぇよバァーカって。
だから早く来い、その笑顔を俺に見せてくれ。
お前に会いたいんだ…
何度も何回も意識が遠退きそうになりながらも俺は、ただひたすらあいつを待ち続けた。
最愛のシンメ藤ヶ谷 太輔を、それが唯一の希望・光りだったから。
この地獄の中での―