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月明かりの追憶

第2章 奪われてくエナジー

・藤ヶ谷side

暗闇の中を歩き続け、道なき道をただひたすらに俺達はやっとの思いで辿り着く。



藤「ポッキーは、わたと一緒にいて絶対に離れるんじゃないよ」

ポ「藤ヶ谷くん」

藤「お前に何かあったら、あいつに怒られてしまう」

ポ「宏光を必ず」

藤「分かっている」



そこは、地下へと潜る洞窟への入り口。



戸「藤ヶ谷、これペガサスから」

藤「長刀?」

戸「俺達の武器だってさ」

藤「ってかなんでトッツーが剣で俺はこれなわけ」

戸「懐かしいだろ何がいいって聞かれたからリクしておいた、クスッ」

藤「はっ?」



もう笑うしかない…



横「よし行こう」

河「二階堂、俺達は先頭だけど大丈夫か」

ニ「ミツを助けるためなら俺、頑張るよ」

千「心配するな俺らが後ろで警護するからさ」

ニ「千賀、フッ」

五「俺のパワーストーンで護ってやる安心しな」

河「頼む五関」

宮「ハッシーには俺がついてるからね」

橋「本当に大丈夫なのか?」

宮「大丈夫…だと‥思う」

橋「えっ」

玉「いざというときは俺もいるんだし」

塚「そうそう希望と勇気を持って頑張ろうぜ」

橋「おう」



北山、待っていろ!もうすぐ傍に行く。



藤「トッツー」

戸「あぁ、キリッ」

藤「わた、あまり前へ出すぎるなよ」

横「そういう太輔も無茶したらダメだからね」



俺達はポッキーやペガサスから教わった通り、それぞれがペアーを組み。

互いに補佐し合える形で、その中へ足を踏み入れて行ったんだ。




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