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月明かりの追憶

第3章 魔の刻 再び

千「大丈夫?」

ポ「み…なさん‥クッ」

五「ちょ足に怪我をしているじゃん」

塚「うっわー痛そう」



こんなになるまで。



ポ「あ…ぁ‥ハァハァハァ」

河「なんだ?なにが言いたい」

ポ「…宏‥光を…藤‥ヶ谷くんを…くっ‥早く…助けて‥あげて」

横「あの2人どこにいるの」

ポ「岬…裕弥‥って人の家」

河「はっ?」

五「えっ」

戸「聞いたことがある名だな」

橋「誰?」

二「それって確か」

千「んっ?」



あいつか?



横「太輔の同期だったやつだよね」

宮「ガヤさんの」

玉「もうやめちゃった人だっけ?」

横「そう」

二「そいつがなんでミツを、クッ」



すると、ポッキーが。



ポ「彼は宏光に邪な思いを抱いていたんです」

河「なっ、もしかしてそれで魔に」

ポ「はい」

五「急ごう」

戸「案内できるポッキー」

ポ「大丈夫です」

塚「車、出して来るね」

玉「俺も」



俺達は、二台に分かれポッキーの案内でそこへと向かった。

2人とも必ず助けてやる、待っていな。

もうすぐ陽が沈もうとしている中、誰一人として口を開く者はいない。

これから、過酷な戦いが待ち構えている事を知っているから。

それでも、俺たちは挑んで行く大切な仲間を護るために。




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