月明かりの追憶
第4章 募る想い
二「ねぇーミツ、ミツってばぁ」
相変わらず感じる、藤ヶ谷の鋭い視線。
二「ミーツうぅ」
ニカ頼む、あんまり俺にくっつかないでくれ あいつを刺激するんじゃない。
二「もー無視してると襲っちゃうぞ、ニヤッ」
北「えっ」
藤「ピキッ」
ヤバいと思った時には既に遅かった、グイッと捕まれたニカの胸ぐら。
二「がっ、ガヤ!?なに」
北「やめろ藤ヶ谷」
藤「キッ」
俺は慌てて、その腕を掴むと。
北「放せって、なぁ」
横「太輔!」
横尾さんも、必死になって叫ぶ。
宮「ガヤさん、どうしちゃったんだよ」
千「ニカ、ニカ」
玉「ガヤ、やめなって」
が、一向に手の力を緩めようとしない藤ヶ谷にその場は騒然とし。
北「藤ヶ谷あぁーっ」
ひときわ大きな声で叫んだとたんに、ハッと我に返ったかのように手を放す藤ヶ谷。
藤「俺…は‥おっ…」
二「げほっ、ゲホッ」
自分の両手を目の前で広げブツブツと言い、ダッとその場から。
横「太輔!」
走り去って行く。
横「限界だ、ミツ」
北「横尾さん、クッ」
宮「えっ?なに」
千「やっぱりガヤさん」
横「健永、気がついていたんだ?」
千「なんとなくおかしいとは思ってた」
その横で。
玉「ニカ、大丈夫?」
二「ガヤが…うっ‥俺の首…絞めた‥ガヤがぁ」
こっちは、こっちでショックが大きく。
玉「わた、みんなに説明した方がいいよ」
横「そうだね」
それから―
宮「そんな!?」
千「ガヤさんどうなっちゃうの?」
横「その事なんだけどさ」
チラッと、横尾さんの視線がこっちを向く。
分かっている、もう決断をしないと。
玉「ミツ、決心はついた?」
北「まずは腹を割って話してみるわ」
横「分かった、で?いつにする」
勝負しよう藤ヶ谷、お前と俺どっちの想いが強いのか。
横「今夜?」
北「善は急げってことで」
が、負けはしない負けるとしたらそれはお前が魔から解放され本来の自分に戻ったとき。
何故なら俺はお前のことを…
月が夜道を照らす中、俺はそこへと辿り着く。
最愛の相棒、藤ヶ谷太輔が待つ場所へ―
相変わらず感じる、藤ヶ谷の鋭い視線。
二「ミーツうぅ」
ニカ頼む、あんまり俺にくっつかないでくれ あいつを刺激するんじゃない。
二「もー無視してると襲っちゃうぞ、ニヤッ」
北「えっ」
藤「ピキッ」
ヤバいと思った時には既に遅かった、グイッと捕まれたニカの胸ぐら。
二「がっ、ガヤ!?なに」
北「やめろ藤ヶ谷」
藤「キッ」
俺は慌てて、その腕を掴むと。
北「放せって、なぁ」
横「太輔!」
横尾さんも、必死になって叫ぶ。
宮「ガヤさん、どうしちゃったんだよ」
千「ニカ、ニカ」
玉「ガヤ、やめなって」
が、一向に手の力を緩めようとしない藤ヶ谷にその場は騒然とし。
北「藤ヶ谷あぁーっ」
ひときわ大きな声で叫んだとたんに、ハッと我に返ったかのように手を放す藤ヶ谷。
藤「俺…は‥おっ…」
二「げほっ、ゲホッ」
自分の両手を目の前で広げブツブツと言い、ダッとその場から。
横「太輔!」
走り去って行く。
横「限界だ、ミツ」
北「横尾さん、クッ」
宮「えっ?なに」
千「やっぱりガヤさん」
横「健永、気がついていたんだ?」
千「なんとなくおかしいとは思ってた」
その横で。
玉「ニカ、大丈夫?」
二「ガヤが…うっ‥俺の首…絞めた‥ガヤがぁ」
こっちは、こっちでショックが大きく。
玉「わた、みんなに説明した方がいいよ」
横「そうだね」
それから―
宮「そんな!?」
千「ガヤさんどうなっちゃうの?」
横「その事なんだけどさ」
チラッと、横尾さんの視線がこっちを向く。
分かっている、もう決断をしないと。
玉「ミツ、決心はついた?」
北「まずは腹を割って話してみるわ」
横「分かった、で?いつにする」
勝負しよう藤ヶ谷、お前と俺どっちの想いが強いのか。
横「今夜?」
北「善は急げってことで」
が、負けはしない負けるとしたらそれはお前が魔から解放され本来の自分に戻ったとき。
何故なら俺はお前のことを…
月が夜道を照らす中、俺はそこへと辿り着く。
最愛の相棒、藤ヶ谷太輔が待つ場所へ―