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月明かりの追憶

第4章 募る想い

・横尾side

ここは俺のマンション、あれから皆して集まっていた。

ピンポーン!



宮「横尾さん来たよ」

横「宮田、出て」



ガチャ!



戸「お疲れ」

河「上がるぞ」

橋「おじゃましまーす」

五「相変わらず綺麗にしているな」

塚「おっ、いたいたぁ」

二「そりゃいるでしょミツとガヤの一大事なんだし」

千「で?どうしよっていうの」

横「とにかく座って」



これから、長丁場になる。



河「まずは腹ごしらえっと、パクッ、うんめぇ」

塚「超うまい」

五「緊張感ないなぁ、アハッ」

戸「んふふっ」

橋「さすが横尾さん」



数分後―



河「じゃなにガーラって奴は太輔が宏光を抱いた隙に」

戸「北山のエナジーを」

五「姑息な手を使いやがって」

二「じゃなんで、わったーもタマもミツにそんなことを言ったんだよ」



それは…



玉「ニカには悪いんだけど、あのふたり惹かれ合っている」

二「なっ、そんな事」

玉「気づいていたんだよね気づいてたのに、わざとミツへ絡みに行ってた」

宮「タマ」

玉「見せつけたかったわけガヤに?」

二「くっ」

横「よしな裕太」

玉「でも、つけ入る隙を作った原因はニカにもある」

千「タマ」

二「あぁそうだよ俺はミツを取られたくなかったんだ、クッ」

横「いい加減にしな、そんなことを言い合いう為に集まったわけじゃない」

千「そうさ横尾さんの言う通り」

二「ごめん」

玉「俺は、ただガヤだけが悪いんじゃないって」

横「分かっているよ裕太」



ありがと太輔を庇ってくれて、フッ

そして、俺は口を開く。



横「二人を護る手だては1つ」



俺達の力で、バリアを張ること。



戸「つまり」

五「横尾の球体、トッツーに与えられているペガサスの力」

塚「俺たちのパワーストーン」

河「お前ら星々のパワーを使って」

橋「バリアを作るってこと?」

横「そう」



通じるかどうか、やってみなければ分からないけどダメージだってかなりくらうはず。

なんてったって相手はガーラ、しかしそれでも。



二「やるよ俺」

玉「俺も」



コクンと頷き、握手を交わす二人。



横「よし」



俺達は円陣を組み、その時を待つ必ず護ってみせると心に誓い。




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