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月明かりの追憶

第4章 募る想い

北「藤…ヶ谷‥話し…クッ」

藤「なんの」



微かに抵抗する北山、その意図は。



北「なっ、話し…聞いて」

藤「だから、なんのだよ」



が、俺はどんどん服を脱がしていき。



北「頼む、なぁーっ」



それが、魔の思い通りだと分かっていても。



北「藤…ヶ谷‥ハァハァ」



こいつを目の前にしたら、欲望を抑えることが出来なくて。



北「くっ、よせっ」



そして、首筋に唇を這わせ耳元で何度も名前を呼び。



藤「北山、お前が欲しい」

北「あっ、ちと話を聞いて」

藤「欲しいんだ北山」

北「ふじっ、んっ」



何かを言い掛けた、その唇を再びキスで塞ぎ。

その手が足掻くようにバタバタと暴れ、それでも両手で抑え込むと。

ゆっくり、味わうかのように舌で咥内を犯し続ける。



北「んんっ…ん‥ビクン」



それから、逃げる舌を追い自分ので絡めたら身体から徐々に力が抜けていき。

抑えていた腕の力を緩めると、背中に手を回し抱きついて来てよ。

いっ、いいのか!?

唇を離せば、潤んだ瞳で俺を見つめ。



北「…おっ‥おまえ…強引だなぁ…ハァハァハァ」

藤「ごめん、けど」

北「分かっている、そんなに俺が欲しい?」

藤「あぁ、欲しい欲しくて堪らない」

北「うわっ、ちょちょーっと待て」



焦る北山を無視し、今度は。



北「待てって、わっ、展開はやっ」



そのまま、胸元へ唇を這わし。




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