月明かりの追憶
第5章 迷走する恋
・北山side
狼「来たなプリンセス」
北「お前えか俺に用があるっていうのは」
二「ミツ!」
北「ニカ、怪我はないか?大丈夫」
二「うん」
その奥で、ベットにくくり付けられている姿を見て思わず声を掛ける。
北「で、どうしたら こいつを解放してくれるんで?」
二「だめだ、ミツ」
狼「そうだな、まずはここへ座れ」
北「分かった」
二「ミツってば」
俺が、言われた通りの場所へ腰を掛けると。
狼「暴れられても何だから縛らせて貰うぞ」
そう言って、手足を紐でくくってくる。
狼「よし、じゃあディナータイムと行こうか」
北「はっ?てめぇ俺を喰う気か」
狼「そうだが我らは人間の魂を喰らい生きながらえている」
ちょ待て、だったらニカも。
北「あいつを放せ俺がここへ来たんだから、もういいだろ」
狼「そうはいかない邪魔をされても困るし」
北「ない絶対にしない」
二「‥‥っ」
こいつ、ガーラの手先じゃないのか?
北「なっ、頼む、みっともない姿を見られくないんだ」
二「ミツ!」
狼「まぁいい俺は、お前の魂さえ喰えればそれでいいんだから」
北「じゃ」
男は、ベットで縛られているニカの紐を解き。
狼「ほら行け」
北「行くんだ、ニカ」
二「嫌だ」
北「言うことを聞け」
二「嫌だって言ってるだろミツのバカ、なんで独りで来たりしたんだよ」
北「じゃなきゃお前を助けられないじゃん」
二「バカ、ばかバカばか」
北「そう何度もバカって言うなよ、フッ」
当たり前さ、お前は大切な俺の弟なんだから。
どんな事をしても助けたい―
狼「来たなプリンセス」
北「お前えか俺に用があるっていうのは」
二「ミツ!」
北「ニカ、怪我はないか?大丈夫」
二「うん」
その奥で、ベットにくくり付けられている姿を見て思わず声を掛ける。
北「で、どうしたら こいつを解放してくれるんで?」
二「だめだ、ミツ」
狼「そうだな、まずはここへ座れ」
北「分かった」
二「ミツってば」
俺が、言われた通りの場所へ腰を掛けると。
狼「暴れられても何だから縛らせて貰うぞ」
そう言って、手足を紐でくくってくる。
狼「よし、じゃあディナータイムと行こうか」
北「はっ?てめぇ俺を喰う気か」
狼「そうだが我らは人間の魂を喰らい生きながらえている」
ちょ待て、だったらニカも。
北「あいつを放せ俺がここへ来たんだから、もういいだろ」
狼「そうはいかない邪魔をされても困るし」
北「ない絶対にしない」
二「‥‥っ」
こいつ、ガーラの手先じゃないのか?
北「なっ、頼む、みっともない姿を見られくないんだ」
二「ミツ!」
狼「まぁいい俺は、お前の魂さえ喰えればそれでいいんだから」
北「じゃ」
男は、ベットで縛られているニカの紐を解き。
狼「ほら行け」
北「行くんだ、ニカ」
二「嫌だ」
北「言うことを聞け」
二「嫌だって言ってるだろミツのバカ、なんで独りで来たりしたんだよ」
北「じゃなきゃお前を助けられないじゃん」
二「バカ、ばかバカばか」
北「そう何度もバカって言うなよ、フッ」
当たり前さ、お前は大切な俺の弟なんだから。
どんな事をしても助けたい―